3月6日(木)の6時から、「フォーラム・子どもたちの未来のために」では、第5回目の学習会を行います。
今回のテーマは「テロ等準備罪」(共謀罪)について、専修大学教授の山田健太さんにお話いただきます。
2月17日付の朝日新聞より、一部抜粋いたします。
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政府が「共謀罪」の要件を変えて新設を目指す「テロ等準備罪」に反対する文化人やジャーナリストたちが16日に都内で集会を開き「思想・信条の自由を広く制限するものだ」などと訴えた。規制対象が一般の市民に及ぶことを危惧する声が相次いだ。
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金正男の毒殺など、テロ的な事件を見たりすると、「こういうことは規制しなくてはいけない」と、この「テロ等準備罪」を、地下鉄サリン事件や、こうした事件などとつなげ、考える人が多いのかもしれません。
けれど、それら「毒ガスによるテロ行為」については、すでに規制する法案が、オウム事件以降、作られているのです。
様々な批判を受け、政府は、対象犯罪を絞ろうとしています。けれど絞れば絞るほど、今の法律ですべて、事足りている事柄ばかりです。この「テロ等準備罪」を締結しなければ、東京オリンピックをひらけないと言っていますが、果たしてそうでしょうか?
テロリスト集団を取り締まると見せかけ、実は、普通の団体が「性質一変」した時に処罰するために、・・性質一変を見極め取り締まるということだそうです。
それを取り締まるのは、警察です。
警察から、一般市民がある日「組織的犯罪集団」と、恣意的に決めつけられ、検挙されるということが、縷々起きてくるのです。
このように、今回の「テロ等準備罪」は、特定な組織を対象にしたものではなく、一般の人たちも関係してくる、表現の自由を抹殺される、おそろしい法律です。
まさに戦前の「治安維持法」の現代版です。
この「テロ等準備罪」がどんな法律なのか。
治安維持法も合わせて、勉強しましょう。
「フォーラム」では、HPに「voice」というコーナを作っていただき、実行委員や作家の皆さんからのメッセージを載せています。
ぜひHP「子どもたちの未来のために」もご高覧ください。
http://www.f-kodomotachinomirai.com/voice(コピペしてください。そしてブックマークに入れていただき、時々ご覧いただくとうれしいです)
たくさんのみなさまのご参加をお待ちしております。
神楽坂の出版会館の4階で行います。
お申し込みは、日本児童図書出版協会か、日本児童文学者協会、または私のところでも結構です。
今日は午前中から、その「フォーラム」の実行委員会です。