明治中期から、昭和戦前期にかけて、輸出されたオールドノリタケが、逆輸入されお里帰りしています。
こうして画帳を見ていると、日本的叙情を感じます。
その、オールドノリタケの本物を見てきました。
この食器は、アンティークの領域です。
洗練されたヨーロッパの洋食器などと比べると、どこか、ごてごてした野暮ったさがあります。
逆にマイセンなどに、影響を与えた柿右衛門は、やはりすごいなと思います。
シンプルでモダン。
和食器の歴史の長さ、深さが、こうした美意識を作り上げていったのでしょう。
今日は、明日のために、三越本店のデパ地下に、お刺身や焼肉のお肉を買いに行ったり、お掃除をしたり、大忙しです。