毎朝、朝ごはんを食べながら、TVニュースの「検定コーナー」の質問に答えています。
毎月、120点くらいは行きます。
先日は、枇杷の語源は?というのが検定に出ました。
「琵琶法師」の、弾いている琵琶の形にそっくりだから、これ、「琵琶」と。
あたりでした。
しみじみ枇杷を見て、本当に、琵琶の形に似ているなと思いました。
そういえば、秩父の祖父が昔、「ジャガイモ」のことを「ジャガタラ芋」と言っていました。
年とった人は、言い方がくどいなと、口には出しませんでしたが、思っていました。
この「ジャガタラ」、インドネシアのジャカルタの古称だったそうです。
ジャカルタのジャワ島から渡来した、食べ物だから「ジャガタラ芋」
頭痛持ちの家系は、どうやら祖父からのようで、祖父は頭痛になると、紫のハチマキで、ぎゅっと頭をしめて寝ていました。
トイレに行く時だけ、ハチマキをしたまま、部屋から出てきます。最初は吹き出しそうになりましたが、慌てて口を押さえました。
それも歌舞伎などや歴史などからの、祖父なりの美意識だったようで、(よく、あんな長い、濃い紫色のハチマキのようなものがあったものだと、思っていましたが)いつも、祖父や祖母を笑わせていた、孫の私は、そういう時は、静かにしんとしていました。
祖父が亡くなって、かれこれ50年。
テレビの検定コーナーのおかげで、やっと祖父の「ジャガタラ芋」の、謎が解けました(笑)。