20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

枇杷・琵琶?

2019年06月03日 | Weblog

           

 毎朝、朝ごはんを食べながら、TVニュースの「検定コーナー」の質問に答えています。

 毎月、120点くらいは行きます。

 

 先日は、枇杷の語源は?というのが検定に出ました。

「琵琶法師」の、弾いている琵琶の形にそっくりだから、これ、「琵琶」と。

 あたりでした。

   しみじみ枇杷を見て、本当に、琵琶の形に似ているなと思いました。

 

 そういえば、秩父の祖父が昔、「ジャガイモ」のことを「ジャガタラ芋」と言っていました。

 年とった人は、言い方がくどいなと、口には出しませんでしたが、思っていました。

 この「ジャガタラ」、インドネシアのジャカルタの古称だったそうです。

 ジャカルタのジャワ島から渡来した、食べ物だから「ジャガタラ芋」

 

 頭痛持ちの家系は、どうやら祖父からのようで、祖父は頭痛になると、紫のハチマキで、ぎゅっと頭をしめて寝ていました。

 トイレに行く時だけ、ハチマキをしたまま、部屋から出てきます。最初は吹き出しそうになりましたが、慌てて口を押さえました。

 それも歌舞伎などや歴史などからの、祖父なりの美意識だったようで、(よく、あんな長い、濃い紫色のハチマキのようなものがあったものだと、思っていましたが)いつも、祖父や祖母を笑わせていた、孫の私は、そういう時は、静かにしんとしていました。

 

 祖父が亡くなって、かれこれ50年。

 テレビの検定コーナーのおかげで、やっと祖父の「ジャガタラ芋」の、謎が解けました(笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする