蒸し暑さが続き、仕事の根気も続きません。
エアコンをつけると、頭が痛くなるし・・・。
仕事部屋の、椅子に座ったちょうど後ろあたりの壁にエアコンがあるので、後頭部から首筋にダイレクトに冷たさが流れるので・・・。
つい、窓を開けて、時折流れてくる、爽やかな風頼りの日々です。
今日は久しぶりに銀行に行ってきます。
郵便局や銀行へは、骨折以来、「えい!」と掛け声をかけないと、行くのが億劫になっています。
日頃のお買い物は、生活しないといけませんので、仕方なしに歩いていますが・・・。
今日は銀行から郵便局へ行き、さらにぐるっと回って、整形外科へリハビリへ。
3回目のヒアロルン酸注射の日です。
先日も、銀行から電話があって、お越しになってくださいとか、ご無理でしたら、お宅に伺いますと、ご連絡いただいていますが、ちょっと懐疑的になっています。
例の「老後資金2000万円不足」云々騒動で、これまで、本棚に挟み込んだまま、放っておき、ひとまとめにしてあるファイルを見ました。
数年前に、契約したものの、ファイルに入れっぱなしにしていた、私名義の書類を見たら、コンサルタントにお応接室でご相談したのに、死亡時でないと受け取れない保険形式の、同じようなものばかりが4セットもありました。
それも全部、同じ、大手の保険会社。
そこに、4つとも、お金を全額預けて、保険に入っているのに、死ぬ前に解約すると、何歳以上にならないと、預けたお金にはならない。
それより前に解約したら、預けたお金より目減りし、損をする仕組みだそうです。こちらも真剣に聞いていなかったのかもしれませんが、狐につままれたような話です。
ただし、死亡時は、増えるようです。
「じゃあ、もし住友生命が潰れたら、このお金は、消えてしまうってこと?」
「はい」
「じゃあ、なんで同じ会社の同じ保険ばかり、胸を張って勧めたの?」
彼女からの再三の電話も「ドル預金が云々」とは言っていますが、ドル預金など、旅行に行くときは、ドルでおろすし、それほどたいした金額はないと思います。
もし、新しく、同じようなものに入らされる為と言うのなら、もう、真っ平と。だから「ちょっと、考えさせて」と。
大手銀行のコンサルタントということで、信頼して、契約したのに・・・。
うまい話なんて、世の中にはないんだと、実感しました。
郵便局の普通預金にでも、まとめて少し移そうかなと・・・。近所だし。
そうすれば、何年先になるかはわかりませんが、夫が会社を辞めた時も、それと、いくつかの通帳から流用すればいいわけですから。
でも、こうしたことを機に、相続についても、夫のものも含め、夫と相談し、銀行の暗証番号などを書き入れたり、整理できたことは良かったです。
合計しても、大した額ではありませんが(笑)。
夫の父が、銀行マンで几帳面な人だったので、病気で亡くなる前に、自分の死期をさとり、名義をすべて母に移し、それらを細かくまとめた文章を、夫に預けました。
「これで、お母さんを守ってくれ」と。
こうして父がきちんと「財産目録」という形で、証拠を残してくれたことに、私たちは今でも感謝しています。
その時の、いろいろがあるので、今度は、私たちの番なのだと、これは父からの遺言と受け止めました。
銀行へは一月分の生活費と、夫のおこずかい分をおろしに行って、コンサルタントの方に、見つからないように、逃げ帰ります。