20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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アンティーク家具

2019年09月20日 | Weblog

             

              

 私は、西洋人のように、日本の明治か、大正の、古い家具や小物が好きです。

 でも、だからと言って、昔、一般の家の、茶の間にあった茶箪笥みたいなものや、和式のテーブルなどはダメです。

 今の西洋式の生活に、溶け込ませられる、形や、色合いのものでないと触手が動きません。

 

 上のは、明治時代の、薬棚。

「漢方薬でも入っていたのでしょうね」と、お店の人と。

 引き出しを開けてみましたが、一つ一つが、きちんとしています。

 丁寧に使っていた様子が、伺えます。

 気に入りましたが、高くて買えません。見るだけ。

 

 その上に乗っているのは、伊万里の小皿。

 骨董品ではなく、どうやら、現代のもののようです。

 

 その下は、食器棚。

 中に入っている食器が、まさにアンティークです。

 

 昔、原宿にアンティークのお店があり、そこで古い時代の、桐の長持(写真↓)や、ライトスタンドなどを買ったことがあります。

 (お値段は、それほど高いものではありませんが、いまも、愛用しています)

               

 ここ数年は、まったく行っていませんが、いっときから、外人向けの、昔の京都のお土産の定番のペナントみたいなものや、見るからにチャチな、外人が好みそうな着物などが多くなり、それから行かなくなりました。

 表参道には、骨董通りもありますが、ここも玉石混合。

 すごいものから、手軽に買えるおもちゃのようなものまで・・・。

 

 時代を経て、まだ生き残っている、昔の家具や、小物が、現代の生活に融合し、生き残り続けるのって、意外と難しいのかもしれません。

コメント
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