写真は、昨晩の夕刊「ゲンダイ」の一面トップ記事です。
そこに、日本児童文学者協会で、時間がないので、理事会だけで議論した「日本学術会議」の任命拒否への「理事会声明」。
それが引用されていたと、理事長から、メール添付で写真を送っていただきました。
朝ドラの「エール」もまさに、戦歌での戦意高揚。
児童文学者協会も、当時は戦意高揚に加担していった作家がたくさんいました。その反省から生まれた会です。
その辺りを、声明にも、重ねて書いています。
さて、コロナ禍で、今年は、日本児童文学者協会は、学習交流会も、協会賞、新人賞などの贈呈式パーティもできませんでした。
贈呈式のパーティには、毎年250人以上の会員や編集者の皆さんが集まって、楽しい時間を過ごしていました。
そこで今日は、リモートで、200人規模の学習交流会。そして贈呈式を行うことになりました。
一部は、児文協前理事長、内田麟太郎さんの「絵本について」のお話。聞き手は、作家で三重在住の、村上しいこさん。
先日の打ち合わせ会で、具体的な質問については、話し合いませんでしたが、絵本の書き方の具体的な手立てを、3つくらいの柱でお話してくださいねと、お願いしておきました。
麟太郎さんと、しいこさん。
東西の売れっ子作家お二人の、絶妙な、ボケとツッコミ。
脱力系と、関西お笑い芸人風。
面白くなりそうですよ。
乞うご期待。これを聞かない手はありません。
ただ、ZOOMで、お二人だけが画面に大きくupで、他の観客は消えている。
そんな観客の表情の見えないところで、二人だけでお話していただくのでは、お話しくださる方も、反応がわからず、やりにくいと思います。
そこをどうにかならないか、先日も理事会で、いろいろご相談し、事務局長や、西山さんにいろいろ考えていただいたのですが、10分交代で、ギャラリーを変えるという、無謀な私からの要求、難しいようです。
地方からご参加くださる方々を、10分づつ6名。総勢35名を画面に出していただくことはできないか・・・。
自分ではできないのに、ハードルの高い、要望だけはします。
リモート会議の、細かいところは、まだなかなか難しそうです。
いつも、すみません。
それで今日は、黒子のはずだった私が、急遽、画面に出ることになりました(涙)。
お二人の応援団として(笑)。
二部は、贈呈式。
今年の児文協の、協会賞受賞者の、佐藤まどかさんはイタリア在住です。イタリア時間、朝の7時半か8時よ、大丈夫?とうがったら、
「絶対、出ます!」と。
協会賞、新人賞の選考委員の皆さんにも、ご無理をお願いして、参加していただくようお願いしてあります。
たくさんの皆さんと、お会いできることを楽しみにしております。
多分、お互い、お顔は確認できないかもしれませんが、ご一緒の空気を吸っているだけでも、幸せ。