20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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オンライン学習交流会

2020年10月17日 | Weblog

               

 写真は、昨晩の夕刊「ゲンダイ」の一面トップ記事です。

 そこに、日本児童文学者協会で、時間がないので、理事会だけで議論した「日本学術会議」の任命拒否への「理事会声明」。

 それが引用されていたと、理事長から、メール添付で写真を送っていただきました。

 朝ドラの「エール」もまさに、戦歌での戦意高揚。

 児童文学者協会も、当時は戦意高揚に加担していった作家がたくさんいました。その反省から生まれた会です。

 その辺りを、声明にも、重ねて書いています。

 

 さて、コロナ禍で、今年は、日本児童文学者協会は、学習交流会も、協会賞、新人賞などの贈呈式パーティもできませんでした。

 贈呈式のパーティには、毎年250人以上の会員や編集者の皆さんが集まって、楽しい時間を過ごしていました。

 

 そこで今日は、リモートで、200人規模の学習交流会。そして贈呈式を行うことになりました。

 一部は、児文協前理事長、内田麟太郎さんの「絵本について」のお話。聞き手は、作家で三重在住の、村上しいこさん。

 先日の打ち合わせ会で、具体的な質問については、話し合いませんでしたが、絵本の書き方の具体的な手立てを、3つくらいの柱でお話してくださいねと、お願いしておきました。

 麟太郎さんと、しいこさん。

 東西の売れっ子作家お二人の、絶妙な、ボケとツッコミ。

 脱力系と、関西お笑い芸人風。

 面白くなりそうですよ。

 乞うご期待。これを聞かない手はありません。

 

 ただ、ZOOMで、お二人だけが画面に大きくupで、他の観客は消えている。

 そんな観客の表情の見えないところで、二人だけでお話していただくのでは、お話しくださる方も、反応がわからず、やりにくいと思います。

 そこをどうにかならないか、先日も理事会で、いろいろご相談し、事務局長や、西山さんにいろいろ考えていただいたのですが、10分交代で、ギャラリーを変えるという、無謀な私からの要求、難しいようです。

 地方からご参加くださる方々を、10分づつ6名。総勢35名を画面に出していただくことはできないか・・・。

 自分ではできないのに、ハードルの高い、要望だけはします。

 リモート会議の、細かいところは、まだなかなか難しそうです。

 いつも、すみません。

 

 それで今日は、黒子のはずだった私が、急遽、画面に出ることになりました(涙)。

 お二人の応援団として(笑)。

 

 二部は、贈呈式。

 今年の児文協の、協会賞受賞者の、佐藤まどかさんはイタリア在住です。イタリア時間、朝の7時半か8時よ、大丈夫?とうがったら、

「絶対、出ます!」と。

 協会賞、新人賞の選考委員の皆さんにも、ご無理をお願いして、参加していただくようお願いしてあります。

 たくさんの皆さんと、お会いできることを楽しみにしております。

 多分、お互い、お顔は確認できないかもしれませんが、ご一緒の空気を吸っているだけでも、幸せ。

コメント
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