数週間ぶりに、晴れた、土曜と日曜。
日曜日は、これまた、数週間ぶりに、公園を2時間歩いて、大きなスーパーにお買い物に行ってきました。
スズメも、のどかな表情で、写真を撮させてくれました。
亀の親子も、のんびりと、池で泳いでいます。
赤トンボが、たくさん、飛んでいました。
久しぶりの、公園歩き。
小春日和の、気持ちのいい一日でした。
そうそう、ランチは、公園の先にある、西友のイートインに入っている、おじいさんとおばあさん二人でやっている、ラーメン屋さんの、350円のラーメン。
「外で、食べてもいいですか?」と聞いたら、「いいですよ」と。
お盆に乗せてもらい、窓の外にある、お庭のテーブルと椅子を確保し、そこで食べました。
お庭のテーブルは、ガラガラ。
食べながら、思い出したのが、中学生だった頃のこと。
高校受験のため、深夜まで勉強していると、遠くから「チャルメラ」の音が・・・。
リヤカーを引いて、ラーメン屋さんが歩いているのです。
その音が流れると、母が、お鍋を持って、外へ出ていきます。
なぜか、娘が起きて勉強しているのに、自分が先に寝てしまうわけにはいかない。
それが母の、親としての矜恃だったようです。
娘は、そんなもの、当時はまったく、意に介していませんでしたが(笑)。
そして、買ってきたラーメンが、時々お夜食になりました。
母も一緒にお相伴。
もう、父も、小学生だった弟も眠っています。
姉はその頃、もう大学生だったので、家を出ていましたから。
深夜の、母と私のひめごと。ラーメンをすすりながら「おいしいね」と、時々目を合わせて笑う母と私。
ラーメン屋さんの、ラーメンを食べたのは、その時が初めてでした。
あの頃を思い出すような、なつかしく、素朴なお味でした。
なんだか、幸せな秋の日でした。