20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

体のメンテナンス

2009年11月20日 | Weblog
 久しぶりの快晴です。
 
 このところ、肩こりと目の疲れがとれません。
 日々、疲れがどんどん蓄積していっているようです。

 そこで体のメンテナンスをする決心をしました。
 といっても、大仰なことではありません。
 週二回、マッサージに通うだけです。
 頭のてっぺんにある目のツボをぎゅっと押してもらったり、丁寧に揉んでもらったり、くびや生え際のツボをぎゅっと押してもらったりした帰り道。
 視力が0,2くらいよくなったような気がするから、不思議です。
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文科省「国民の声」募集

2009年11月19日 | Weblog
 先日、朝日新聞の夕刊にでていた記事です。
 文科省が16日から、事業仕分けの結果を同省ホームページに掲載し、あわせて今回の仕分けに対する国民の声を募集しているそうです。

 たった一時間の仕分けで、大切なものがどんどん廃止になっていく過程を見ていると、知らなかった「闇」の部分が見えてくると同時に、短絡的すぎはしまいかという危うさも感じてしまいます。
 もっと丁寧に、なにが大切かの視点を見失わずに、仕分けをしてほしいです。
  
 そういったことやなにやら、とにかく、「子ども読書推進事業・子どもゆめ基金」廃止に対し、皆さんの声をどんどん寄せていこうではありませんか。
 国の予算編成に対して、声をあげていきましょう。
 ホームページは↓です。
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/sassin/1286925.htm


 今夜は句会。
 俳句、俳句、俳句・・・と、つぶやきながら、いま必死に俳句を生み出しているところです。
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バラのお風呂

2009年11月18日 | Weblog
 昨晩は、数日間リビングに飾ってあった黄色いバラが枯れかけてきたので、お風呂に入れました。
 花びらを湯船に散らした瞬間、芳醇な香りが鼻をかすめました。
  
 黄色いバラの、花言葉は「ジェラシー」だそうです。
 友人が、村上龍が井上陽水にプレゼントに黄色いバラを持っていったときのエピソードとともに、花言葉を教えてくれました。
「ジェラシー」の香りにつつまれての、バスタイムのひととき。
 ステキでした。

 
 今夜は仲間うちの研究会「Beー子どもと本」の例会です。
 今月のテキストは、川上未映子の『ヘヴン』(講談社)
 傑作と呼び名の高いこの作品。
 さて「Be」ではどんな判定がでるでしょうか。
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子ども読書推進事業について

2009年11月17日 | Weblog
 今日は夕方から、神楽坂で児文協の運営委員会です。
 会議のその前に、仲よしの作家Aさんと児文芸主催の「児童文芸絵本ギャラリー2009」を拝見に新宿にうかがう予定です。
 毎年、ご案内のお葉書をいただいておりましたが、なかなか都合がつかずうかがうことが出来ませんでした。
 ですから、はじめての絵本ギャラリーです。

 夕方からの運営委員会では、「子どもゆめ基金」や「子ども読書推進事業」の廃止の話などが出ることでしょう。
 来年度、児文協は「子どもゆめ基金」を申請しての研究会を企画しておりましたので。
 
 特に「子ども読書推進事業」については、2000年、子ども読書年の気運から生まれた、子どもの本のすべての団体で作りあげた「子ども読書推進会議」で、議員会館へ何度も陳情に行ったり(私も児文芸の元理事長のOさんと行きました)、子どもの本に関わる多くの人たちのご尽力で超党派の議員連盟の皆さんを動かし、2001年12月に「子どもの読書活動推進法」が成立したという経緯があります。
 そのときは、永田町の憲政会館にたくさんの人たちが集まり、大きなフォーラムが開催されました。
 
 そこでは「子ども読書の日」(4月23日)を作ったり「子どもの読書活動推進フォーラム」を企画したり、子どもたちの読書活動への積極的な参加・意欲を高め、多くの人びとに広く子どもの読書活動についての関心と理解を深めたいという思いから、この10年「ブックスタート」や「朝の10分間読書運動」などへの支援などさまざまな取り組みを行ってきました。
「子どもゆめ基金」もこの中から生まれました。
 新聞などでも、やっと子どもの本や、子どもの本の作家たちが少しずつ認知され始めてきたこの時期での廃止。
 図書館整備の問題など、まだまだ課題も残しておりますし、今度どうなっていくのでしょうか。
 天下り財団をなくしたあと、新たな方法で今後ともぜひ継承していって欲しいと願っております。

 この件に関しては「子ども読書推進会議」(代表・野間佐和子氏)や、「国際子ども図書館を考える全国連絡会」(会長・笠原良郎氏)などでも、今後議論されることでしょう。
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青い実

2009年11月16日 | Weblog
 道を歩いていたら、カメラを持った人たちが数人、木に向かってなにかを撮しています。
 群集心理で思わず、その木を見上げました。
 すると、なんと青い実が!
「うわぁ、青い実!これはなんていう木ですか?」
 とっさに私は、その人たちに尋ねていました。
「私たちも知らないんです。写真教室でこうして歩いているんです」
 通りがかりの私が声をかけたものだから、困惑した表情で皆さんがお返事を。
「よく通っているのに、この木にこんな青い実がなっているなんて知りませんでした」
 私もバッグからカメラを出すとパチリ!
 そんな私の様子をご覧になっていた先生が、「どうして写真を?」
と、尋ねられたので
「blogです」
 そう答えると、納得したようにうなずかれました。
 きっと、いまどきはblogにUPするための、にわかカメラマンが多いのでしょう。
 青い木の実にデジカメを向けている私に、写真教室の先生が、
「フラッシュをたいたほうがきれいな色がでますよ」
と、ご親切に教えてくださいました。
 どこをどういじったら、フラッシュをたけるのかわかりません。
 そこまで見ず知らずの私が、その先生に頼るわけにはいきません。
「できます?」
「ええ、どうにか」
 なので、そういってこそこそと逃げ帰ってきました。
 逃げていく私のうしろから、先生の声がしました。
「あ、あそこにも木の実があります」
 どうやら、カルチュアースクールの写真教室の皆さんは、「木の実を撮そう」というテーマで散策していらしたようです。

 赤い実ではなくて、青い実。
 こんな秋もあるのですね。
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沼に棲む鯉

2009年11月15日 | Weblog
 おとなりの公園にある小さな沼のような池には、大きな鯉が何匹も泳いでいます。
 まるで沼の主のように。

 どろりと濁った沼の上には、はらはらと落ち葉が舞い散っています。
 その隙間を縫うように、鯉たちが泳いでいます。
 近づいていくと、彼らがいっせいにこちらに寄ってきます。
 と、いうことは以外に人なつこい鯉?

 こんな沼に棲んでいるのですから、もっとおどろおどろしく自尊心の高そうな鯉のほうが、おもしろいシチュエーションになるのに・・・。
 なぁんて思うのは、人間の勝手な想像ですね。
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山茶花(さざんか)

2009年11月14日 | Weblog
 雨がふっています。
 晩秋にしては、生ぬるい風もふいています。

 マンションのお庭に、今年も山茶花の花が咲きました。
 この花が咲くと、いよいよ冬支度だという気持ちになります。

 山茶花と言えば、童謡の「たき火」
 つい、そのフレーズを口ずさみたくなります。
「山茶花、山茶花、咲いた道、たき火だ、たき火だ、落ち葉焚き・・・・」
 
 曇天に、鮮やかな色がとてもきれいです。
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『てっこう丸はだれでしょう?』(さとう まどか フレーベル館)

2009年11月13日 | Weblog
 日ごろ、このblogをご覧下さっている佐藤まどかさんの新刊です。
 直接は存じ上げないのですが、佐藤まどかさんのことをちょっとご紹介すると、イタリアに22年もお住まいになっていらしていて、デザイナーとして作家としてご活躍されている方です。
 まずはこのタイトルを読まれて「てっこう丸」ってなに?と、どなたも思われることでしょう。
 私もそんな興味から読み進めていきました。
 実は「てっこう丸」というのは、サボテンのような多肉植物なのでそうです。南アフリカ生まれで、あんまりお水をあげすぎるといけない植物だそうです。
 お話は、この「てっこう丸」の語りで進んでいきます。
 植物たちの言葉をちゃんと読み取れる人たちのことを、「みどりのおやゆび」と言うのだそうです。
 家にもたくさんの観葉植物があるので、私も「みどりのおやゆび」になりたいなと思いながら読ませていただきました。

 こうした、おもしろい視点からの「てっこう丸」のお話は、同居植物の「流血の男ドラセナ」や「ベアじい」「フヤジョウ」という個性的な仲間が増えて、さらにバージョンアップしていきます。
 また「てっこう丸」と関わる人間たちも魅力的です。
 
 それにしても、イタリア在住のデザイナーでもある佐藤まどかさんのご本を読んでいると、キャラクターの作り方から、それへの関わりあい方が、翻訳物を読んでいるような感覚になります。
 日本の作家でもたとえばいとうひろしとか、何人かはそういう印象を抱く作家、あるいは画家の方はいらっしゃいますが。
 これは長年お住まいになっているイタリアという土壌から来るものなのか、佐藤まどかさんご自身のセンスなのか、そのポップさとおしゃれさがとてもステキです。
 みなさま、ぜひお読みになってください。
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従姉妹たちがやってくる。

2009年11月12日 | Weblog
 お庭にイングリッシュガーデンを作っている秩父の従姉妹が、今日は友人を連れて家に遊びにきます。

 母が入院しているときから、従姉妹にはとてもお世話になっていて、この春もバラを見に遊びにいったり、いつも一方的にお世話になってばかりいます。
 ですからたまにはと、
「家に遊びにいらして」
 とお誘いしたのです。
 従姉妹はケーキ作り名人の友人を連れて、ふたりでやってくると話していました。
「ジュンコちゃん、ケーキは作らないでね。S子さんが作っていくっていってるから」
 S子さんのケーキは本格的です。
 秩父でケーキ作りを教えていらっしゃるとか。
 いつだったか、秩父にいったとき従姉妹の車でS子さんのお宅にお邪魔したことがあります。
 ぜんぜん知らない人でも「ウエルカム」というところが、田舎のゆったりしたところです。
 そのときもおみやげに手作りのケーキと、手作りのらっきょうと、手作りの梅干しをいただいてきました。

 今日は私がご恩返しをする日です。
 さて、どんなおもてなしをしましょうか。
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『おやこのどうよう ベスト 50』

2009年11月11日 | Weblog
 娘夫婦の1歳1ヶ月の長男とときどき会うと、もう赤ちゃんなんて呼べないなという気持ちになってしまいます。
 自分たちが子育てをしているときはどうだったかしらと、○くんを見ては思いだそうとしますが、どうもうまく思い出せません。

 たくさんの絵本のほとんどを暗記していて、言葉はまだいくつかの単語と喃語しかしゃべれないのに、自分でページをめくってはベビーサインなるもので次になるがおきるか、私に教えてくれたりします。
 また家に用事があって来たりしたとき、彼はまずサロンのスピーカーから流れるMDプレーヤーを見てリモコンを手にして「これで音楽をつけて」と私に頼みます。音楽が大好きなのです。
 
 おおきなくりのきのしたで・・・。
 むすんでひらいて、てをうってむすんで・・・。

 とうとう『おやこのどうよう ベスト50』というCDを買ってしまいました。
 むすんでひらいて、てをうってむすんで・・・。
 こんな昔ながらの童謡を、いまどきの幼児たちもだいすきです。
 リズムにあわせて、むすんでひらいてをやるのです。

 時代が変わっても変わらない普遍性というのは、こんな童謡の世界でも健在です。
 子どもの絵本も同じことが言えそうです。
 松谷みよ子さんや、安西水丸さんなどの絵本を見ていると・・・。
 
 ちなみに彼は、児文芸の山本省三さんの絵本がだいすきです。
『ぱんぱんぱんのすけ』では、ふだんあまり泣かない彼が、毎回、ラスト、ぱんのすけが空へ飛んでいってしまうシーンになると、必ず号泣するそうです。
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