20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

東京湾花火大会

2012年08月11日 | Weblog
           
 
 今夜は東京湾の花火大会です。
 毎年、この日は子どもたちの家族が集まり、お食事をしたり、ビニールプールで遊んだり、線香花火をしたり・・・。
 リビングの目の前にひろがる、東京湾の大パノラマの花火を楽しんだり・・・。
 夜は息子の家族は我が家に泊まっていきます。
 娘の家族は近所に住んでいるので自宅に帰ります。
 それが夏の恒例になっています。

 けれど今日は、夫が取締役会だとか。
「お盆の土曜なのに・・・」
 ぶつぶつ言う私に、一度では理解できない、今日取締役会をやらなくてはいけない理由をあれこれ聞かせてくれました。

 結局子どもたちに一日日程をずらしてもらい、明日の日曜日に集まることになりました。

 今夜、夫が帰宅するころには、東京湾の花火も終わっていることでしょう。
 リビングの目の前にみえる、うつくしく鮮やかな花火の競演を今宵はひとりさびしく・・・。

(写真は中央区のサイトからお借りしました)
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エアコン故障

2012年08月10日 | Weblog
             

 私の仕事部屋のエアコンが故障してしまいました。
 コンセントをいれておくと、真夜中に作動したり、つけたのに消えたり、また作動したり・・・。

 新しいエアコンを買うかあるいは修理するか、一週間ほど悩みながら扇風機を使っていました。
 ここ数日は涼しくてエアコンなしの生活ができましたが、また暑くなるとか・・・。
 西日がダイレクトにあたる部屋なので、思い切ってエアコンの会社に電話をしてみました。
 エアコンの症状を聞かれてすぐに修理にきてくださいました。そしてなんと10分で終了。
 こんなことなら、もっと早くお願いすればよかったと・・・。
 
 8月末締め切りの原稿があったり、某賞の最終選考作品読み、某学習塾グループの読書感想文コンクールの最終選考作品読みなど、じっくりと机に向かわなくてはいけない状況なので、これで腰を据えてがんばれそうです。

(写真は私の仕事部屋。狭くて雑然としていて写真をUPするのが恥ずかしいのですが、カタログハウスの『ピカイチ事典』で2009・2010年号~2010・2011年号に、写真に映っている遮熱カーテンを私が商品紹介しているので、実はその雑誌に仕事部屋が公開されているのです。ですから開き直って・・・。この遮熱カーテン、ほんとうに優れものです!)
コメント (4)
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おはなしエンジェル 子ども創作コンクール2012

2012年08月09日 | Weblog
             
 
 日本児童文学者協会・日本児童文芸家協会・日本公文教育研究会では、子どもたちに創作を通じて物語の楽しさを体験してもらえるよう、幼児から中学生までを対象に、「おはなしエンジェル 子ども創作コンクール」を実施することになりました。子どもたちの夢や思いを童話に!
 たくさんの応募をお待ちしています。

 応募資格と作品の長さ
(1) 幼児・小学生低学年(1~2年)の部 400字原稿用紙2~4枚以内。
(2) 小学生中高学年(3~6年)の部 400字原稿用紙3~6枚以内。
(3) 中学生の部 400字原稿用紙5~10枚以内。(注)中学生の規定枚数が変更になりました
(1)~(3)まで、詩・作文・日記は不可。自作・自筆に限ります。パソコン入力も 可。ただし自分の入力に限ります。ワープロ、パソコン原稿は、A4判用紙に20字×20行で印字。)
 学校・教室などの集団的な応募は認めない。
 募集期間と作品送付先など
● 応募は2012年7月20日から2010年9月10日まで(必着)。
● 応募は一人一編まで。
● 別紙に、住所・氏名(ペンネーム不可)・年齢および学年・電話番号・作品タイトルを明記し、作品に添付。タイトルと氏名は、作品の最初にも記入。
● 作品の返却には応じません。
● 作品送付先は以下
<送付先>
 〒102-8180 東京都千代田区五番町3-1 五番町グランドビル3F
 くもん出版「子ども創作コンクール」係
 賞と表彰
● 最優秀おはなしエンジェル賞(各部)1編、金のエンジェル賞(各部)3編、銀のエンジェル賞(各部)5編。
● 発表は11月上旬予定。主催団体のホームページにて。
● 最優秀おはなしエンジェル賞、および金のエンジェル賞作品には、正賞として盾と絵本画家による入選作品を素材にした描き下ろしのイラストが、銀のエンジェル賞作品には盾が贈られる。副賞として、最優秀おはなしエンジェル賞作品に図書カード1万円、金のエンジェル賞作品に図書カード5千円が贈られる。
● 中学生の部の最優秀おはなしエンジェル賞受賞者は、スイス公文学園高等部の2013年のサマースクールに参加できる。サマースクールツアー料金(現地での宿泊費、航空チケット代金)は主催者負担。空港税等は個人負担となります。
● 入選作品は、主催団体発行の媒体誌やホームページ等に掲載予定。

 選考 日本児童文学者協会・日本児童文芸家協会・公文教育研究所所属の選考委員による厳正な審査の上、入賞作品を決定。
 問い合わせ先 日本児童文学者協会 TEL.03-3268-0691
 日本児童文芸家協会 http://www.jidoubungei.jp/
 運営事務局(くもん出版) http://www.kumon.ne.jp/angel/index.html
 主催 日本児童文学者協会 日本児童文芸家協会 公文教育研究会
 協賛 くもん出版
 後援 朝日学生新聞社・(社)家の光協会・親子読書地域文庫全国連絡会・この本だいすきの会・産経新聞社・ (財)出版文化産業振興財団・(社)全国学校図書館協議会・日本子どもの本研究会・ 日本書店商業組合連合会・(社)日本図書館協会・毎日新聞社・読売新聞社
 著作権:入選作品の出版及び二次的使用については、発表より2年間、協賛者が優先権を保有します。
 個人情報の取り扱いについて
 応募者の個人情報は、受賞者への連絡、応募者への作品集送付など、本賞に関わる目的のみに利用します。
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『おしいれのぼうけん』(古田足日文・田畑精一絵・童心社)

2012年08月08日 | Weblog
            
 
 1974年初版の『おしいれのぼうけん』の発行部数が、この度なんと200万部を越えたそうです。
 38年もの長きに渡り子どもたちに愛されたご本です。
 いまどきは、発行から10年くらいして、あまり動きがなければそろそろ絶版・・・の時代です。
 それを38年も現役を通したとは、なにより作品の持つ力です。
 
 その200万部記念キャンペーンとして「きみのおしいれのぼうけんをおしえて!」というタイトルで感想文、もしくは感想画及び「手を繋いでいる」写真を募集することになったそうです。
 新しく発行された『おしいれのぼうけん』の帯にそれらに関する事柄が記載されているそうです。
 応募された方には、『おしいれのぼうけん』グッズがプレゼントされるそうです。
(表紙の絵の大小ノート2冊と、エンピツ)
 
 そのグッズを、いち早く、古田足日さんからお贈りいただきました。
 このノートは田畑精一さんが、この絵をお描きなったとき選んだ紙に近い材質のものだそうです。そしてエンピツはこの作品の絵はエンピツで書かれているものだからだそうです。
 いつも、こだわりの美意識をお持ちでいらっしゃる田畑静一さんらしいご発案です。

 皆さま書店で『おしいれのぼうけん』を見かけましたら、お手にとってご覧になってください。
 そしてぜひご応募ください。

 写真の三点セットがプレゼントされますよ!
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利休七則

2012年08月07日 | Weblog
            
 
 夏の盛りです。とは言え今日は立秋だそうです。
 暑い暑いと言っていても、暑さから逃れるわけにはいかず・・・。
 行く部屋行く部屋でエアコンをつけないと、5分といられません。

 そう言えば、昨年の夏もそんなことを言っていたような気がします。
 ラニーニョだ、やれエルニーニョだと騒がれていますが、夏は猛暑で,冬は寒いという、とても暮らしにくい状況が最近は続いています。
 
 そんなとき思い起こすのが、千利休の「利休七則」です。
・茶は服のよきように点て
・炭は湯の沸くように置き
・花は野にあるように
・夏は涼しく冬暖かに
・刻限は早めに
・降らずとも傘の用意
・相客に心せよ
 
 心をこめ、本質を見極め、季節感を大切にし、いのちを尊び、ゆとりをもち、やわらかい心を持ち、たがいに尊重しあうということです。
 でもその利休の教えを守ろうにも、あまりにも暑さが度を越えていると、こうして愚痴のひとつも言いたくなってしまう昨今です。
 まだまだ人間が出来ておりません。


 8月は毎年、日本児童文学者協会の理事会はお休みですが、今日は午後から神楽坂の事務局で常任理事会です。常任理事会は夏休みでも9月からのことを見据えて会議を行います。
(写真はネットからお借りしたものです)
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日本橋丸善

2012年08月06日 | Weblog
            
 
 今週の日曜日にやってくる息子夫婦の娘の☆ちゃんと、娘夫婦の息子の○くんに本をプレゼントするために、日本橋丸善に行ってきました。

 丸善3階ではいま「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ」という展示会をしています。
 いわゆる世界の古書が展示されているのです。
 とてもうつくしい絵の本が陳列されています。
 さすがに展示会そのものは写真に写せず・・・。
 でもしばし愉しませていただきました。

            

 そのそばでは各社の文庫本フェアが・・・。
 目をひいたのが、角川書店が作っている鴎外や漱石などの名作を、創作手ぬぐいのような装幀で作っている文庫です。

 売れる売れないは別にして、年配の方にとっては手に取るのが楽しそうな、レトロな装幀の文庫本です。
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石鹸の香り

2012年08月05日 | Weblog
           
 
 石鹸をプレゼントしていただきました。
 石鹸なんて、何年ぶりでしょう。
 近ごろはお風呂で体を洗うのもボディソープですし、洗顔もクレンジングジェルです。
 なんでも手軽に簡単に、さっと出来る時代になりました。

 昔は石鹸を泡立ててお風呂で使ったり、洗顔に使ったり、あらゆる場面で石鹸は暮らしのなかの必需品でした。

 それが時代のスピードと共にその手間を惜しむようになったのか、石鹸の文化が廃れていきました。
 でも海外にいったりすると、いい匂いの石鹸や色や形のきれいな石鹸を見つけると、おみやげに買いたくなります。
 それをホームフレグランスの代わりに洗面所や玄関やトイレに置いたり・・・。

 それにしても、なんてきれいな石鹸でしょう。
 まるでお菓子のよう・・・。
 清潔感のある匂いも漂ってきます。
 
 こんな宝石のような色と香りの石鹸を見ていたら、ステキなソープトレーが欲しくなりネットで買ってしまいました。

 さっそく、石鹸で入浴。
 丁寧に泡立てると、香りがバスルームいちめんに立ちこめます。
 そして入浴後も体からいい香りが漂い、翌朝まで残り香が・・。その匂いに満ち足りた気分になります。
「石鹸の香り」といいますが、それってほんとうだったんだと久しぶりに石鹸を使い、あらためてそう思いました。
 ボディタオルも新調しました。
 真夏のバスタイムの楽しみが、またひとつ増えました。
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夏の愉しみ

2012年08月04日 | Weblog
           
           
 
 お花屋さんの店先で、元気に咲いているお花。
 あんなに暑かったのに、しずかにしずんでいく夕日。
 木立から聞こえてくる蝉時雨。
 冷たい緑茶。
 冷えたスイカ。
 夜空に瞬く一番星。
 打ち水。
 遠花火。
「バブCOOL」を入れたバスタブ。
 エアコンを切って窓をあけたとたん、流れ込んでくる夜風・・・。
 
 こんなに暑いと、つい私は夏の愉しみを見つけようとしてしまいます。
 どこまでポジティブな性格なのやら・・・。(笑)
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夫の書斎

2012年08月03日 | Weblog
              

 夫の書斎の一角に、新しい家具が入りました。

 夫は帰宅すると、この部屋でパソコンをやったり音楽を聴いたり・・・。
 けれどまだ外したままのオーディオが、元の位置に設置されていません。
 これは今夜、夫が帰宅したらやってもらいます。
 私の仕事部屋は5畳と狭いのですが、夫の書斎は8畳でうらやましいくらいゆったりしています。

              

 おまけに夫の書斎のドアは、SFD・防火扉になっています。
 もし火事になったらこの部屋に逃げ込んでドアをしめ、次に逃げる経路を思案する。いわばワンクッションおくことの出来る防火用ドアなのです。

 ドアのネームプレイト・・・? 
 これはただのお遊びです。(笑)
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お気に入りのフレーズ

2012年08月02日 | Weblog
              
 
 幼稚園が夏休みになった娘夫婦の息子の○くんは、どうやら毎日がとても忙しそうです。

 娘は中高一貫の女子校時代の仲よしの友人たちと、「今日はこのグループで集まるの。だれそれちゃんちでランチなのよ」
「明日は,あのグループで、だれそれちゃんちでランチ」と,子持ちの彼女たちは子どもたちが夏休みになるのを待ち構えたようにランチ会を催しています。

 ○くんたち子どもも、当然連れ出されます。
 他には幼稚園のサマースクールがあったり、家族旅行へ行ったりと、スケジュールが目白押しのようです。

 ある日、やっと時間のできた○くんが電話をしてきました。
「今日、どこどこでお昼一緒に食べよ」
 ○くんが指定してきたのは近所のショッピングモール。
 娘と三人でパスタを食べて、娘が1階のスーパーマーケットでお買い物をしていると、すかさず○くんが私に「チェ、つまらないの」と。
 日頃、優等生的発言の多い○くんが、「チェ」とは・・・。
 そう思ってみていると、彼は再び宣言しました。
「チェ、つまらないの」
 買い物を終えてスーパーから出て来た娘に尋ねると、
「それ、『もりのへなそうる』の中の、お気に入りのフレーズなのよ。カッコいいと思ってるみたいで、それを真似しているのよ」

 そう言えば、『もりのへなそうる』〔福音館書店〕の作者はわたなべしげおさんです。
 渡辺さんは、『エルマーのぼうけん』など優れた海外児童文学の翻訳者でもあります。

 日本の児童文学で「チェ、つまらないの」といういい方は、60年代くらいの児童文学では見かけることはありましたが、近ごろではリアリティがなさすぎて見かけないフレーズです。

 そのちょっと翻訳調のフレーズが3歳の○くんにはとても新鮮で、なおかつどこか男らしく響いたようです。
 ですから、ちょっと拗ねたような表情をし「チェ、つまらないの」と言った瞬間、自分が背伸びしたような気持ちになるのかも知れません。

 小さな子どもが本のなかのちょっとしたセリフを胸にとめ、それを日常で使ってみたくなる・・・。
 そんな本の存在に、なんだかねたましいような、まぶしいような気持ちで、彼の「チェ」を聞いていました。
コメント (2)
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