20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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利休七則

2012年08月07日 | Weblog
            
 
 夏の盛りです。とは言え今日は立秋だそうです。
 暑い暑いと言っていても、暑さから逃れるわけにはいかず・・・。
 行く部屋行く部屋でエアコンをつけないと、5分といられません。

 そう言えば、昨年の夏もそんなことを言っていたような気がします。
 ラニーニョだ、やれエルニーニョだと騒がれていますが、夏は猛暑で,冬は寒いという、とても暮らしにくい状況が最近は続いています。
 
 そんなとき思い起こすのが、千利休の「利休七則」です。
・茶は服のよきように点て
・炭は湯の沸くように置き
・花は野にあるように
・夏は涼しく冬暖かに
・刻限は早めに
・降らずとも傘の用意
・相客に心せよ
 
 心をこめ、本質を見極め、季節感を大切にし、いのちを尊び、ゆとりをもち、やわらかい心を持ち、たがいに尊重しあうということです。
 でもその利休の教えを守ろうにも、あまりにも暑さが度を越えていると、こうして愚痴のひとつも言いたくなってしまう昨今です。
 まだまだ人間が出来ておりません。


 8月は毎年、日本児童文学者協会の理事会はお休みですが、今日は午後から神楽坂の事務局で常任理事会です。常任理事会は夏休みでも9月からのことを見据えて会議を行います。
(写真はネットからお借りしたものです)
コメント (2)
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