残暑とは思えない日中の暑さが続いています。
けれど夜になるとお隣の公園から、まるで空からふってくるような虫の声が聴こえてきます。
あかりを消し真っ暗になったリビングで夜景を眺めながら、夜の闇にひびく虫時雨を聴いていると、しみじみと秋が近いことを感じます。
立秋や処暑も過ぎ、暦の上では秋ですが、それを実感できずにいたのが、いつの間にか秋が近づいていることを、この虫の音が知らせてくれています。
それにしても、虫の音ってどうしてこんなに切なく胸にひびくのでしょう。
暑さも、もうひと息・・・。
そう自分に言い聞かせて。
(写真はネットでお借りしました)