20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

豆大福

2013年01月21日 | Weblog
         
 
 下戸なので、甘党です。
 近ごろは、ケーキ類はあまり食べず、もっぱら和菓子です。
 大好きなアンジェリーナの「モンブラン」も、ごくりと唾を飲み込みながら、横目で通りすぎます。

 和菓子で今ハマッテいるのが、塩瀬総本家の「豆大福」(↑食べる前に、写真を撮しました)
 この豆大福は、毎朝作っている、手作りです。
 ですから、「本日中にお召し上がりください」と必ずお店の人に言われます。

 もともとお大福は、こしあんがすきです。
 この塩瀬の豆大福は、とても上品な甘さに、お豆の少しばかりの塩気がアクセントになっています。
 塩瀬といえば、おまんじゅうや練り切りが有名ですが、私は1個200円のこの豆大福しか買いません。
 いつも、それを「2個ください」と・・・。
 こんな少しでも、嫌な顔ひとつ、されません。
 それに、くどくない甘さと、お餅の舌触りは、一度食べたらやみつきになってしまいます。
 
 そういえば、暮れに某社の編集者の方に、「春菊のお大福」をご馳走になりました。
 みどりのお大福でしたが、まったく青臭さがなく、これもおいしいお大福でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花の内

2013年01月20日 | Weblog
          
 
 私は「寒の内」と言うより、この「花の内」といういい方が好きです。

 お元日から7日までを『松の内』。そして1月4、5日の小寒に始まる30日までが『寒の内』と呼ばれています。

 その中で、15日から月の暮れの31日までを、東北地方でヒエ、アワの穂や削り花を立てておくことから「花の内」と呼ばれています。
 1月15日の『小正月』には木の枝に,お餅やお団子を刺して豊作祈願するので『花正月』とも呼ばれているそうです。

 銀座三越では、「京都のかるた」を「花の内」展として展示販売していました。
 寒い寒い、いまの季節。
 それを「花の内」と呼ぶことで、かすかに春を感じ、寒さからつかの間、解き放たれるような気がします。
 先人の知恵というのは、ほんとうに豊かでやさしく、彩りに満ちています。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合同ミーティング

2013年01月19日 | Weblog
            
 
 今日は2年に一度、児童文学者協会の各部部員・各委員会の委員が集まる、合同ミーティングです。
 場所は池袋。

 この会場、「子どもの本・九条の会」の運営委員会で使っている場所なので、なんども行ったことがあるのですが、いつも道に迷ってしまいます。
 
 というか、池袋駅の地下道って、どうしてこんなに複雑なのでしょう。
 丸の内線からは、ぜったい、その会場へ行けません。
 JRからも、芸術劇場の方へ行ってしまったり、辿りつけません。
 唯一、有楽町線のどこかの階段をあがったところの改札を出て、長いエレベーターに乗って地上にでれば、あとは大丈夫。
 でもそれが、ホームのどのあたりの階段だったのか・・・・?
 東武デパート方面です。

 一番苦手な場所です。
 帰りはみんなにくっついて、その流れで、どの路線から帰宅するか考えます。
 ここまでくると、方向音痴もやっかいです。

(写真は東武デパートのサイトからお借りした、大好きな栗のスイーツ)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

翡翠(カワセミ)

2013年01月18日 | Weblog
            
 
 雪も溶けた公園の水辺に、またカワセミがやってきています。
(写真、上にいるのがカワセミです。漢字で書くと「翡翠」と書きます。それくらい背中が翡翠のようにうつくしい鳥です)
 
 そこを通りかかると、三脚を立てたカメラマンたちが、レンズを構えています。
 カメラマンたちが、のんびりお喋りをしているときは、気まぐれなカワセミがどこかに遊びに行っていてお留守のときです。

 昨日も、カメラマンたちの視線が水辺に・・・。
「いるな」と思って、私もカメラを構えました。
 ところが、毎年好んで止まっていた枯木ではなく、もっと近くの小枝だったり、椿の花のそばだったり・・・。
「カワセミの玉座」と、密かに私が名付けていた古木ではないところに止まっています。
 
 不思議に思い、勇気を出して、近くのカメラマンの方に訊ねてみました。
「あのカワセミは、いつものカワセミではないのでしょうか? 止まっている場所が違うようですが・・」
「いや、だんだん人間慣れしてきて、へっちゃらで近くにくるようになったんですよ」と。

 水鳥や鳩と一緒です。
 こうした都会の公園では、いつの間にか鳥たちも人間と共存していく方法を見つけていくようで、なんだか複雑な思いのした冬の昼下がりでした。
 それにしても、風が冷たいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅みかん

2013年01月17日 | Weblog
          
          
 
 今年の冬、凝っているのがこのお蜜柑です。
 小ぶりで、色の赤い、とても甘いお蜜柑です。
 有田の紅みかん、というそうです。

 大きさがわかりにくいと思ったので、横に500mlのペットボトルを置いてみました。
 このペットボトルの底くらいの大きさしか、ありません。

 たまに間違って、大ぶりの蜜柑を買うと、お味が淡泊でおまけに大味な感じがします。

 小さいお蜜柑って、どうしてこんなに甘くておいしいのでしょう。
 クシャミが出たりすると、すわ風邪か、と、体がビタミンCを欲しがります。
 こんな時は、いっぺんに、3個は余裕です☆
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Be-子どもと本

2013年01月16日 | Weblog
            
 
 今夜は仲間うちの研究会です。
 今月のテキストは、『お面屋たまよし』(石川宏千花作・平沢下戸絵・講談社)
 アマゾンの紹介には・・・、
 
 面作師のもとで修行する太良と甘楽。
 ふたりは面を売って、全国を渡りあるいている。
 面とはふつう、縁日で見かける、子どものおもちゃを差す。けれども、いにしえから続く面作師は、縁日で売りだす屋号とは別の、裏の屋号を持っているものなのだ。
 そして、裏の屋号では、妖面というものが売られているのだった。
 妖面は願いをかなえてくれる面。
 妖面をつければ、姿かたちを変えて、自分のなりたい人間になることができる。
 しかし、その代償は大きく、一歩間違えば、妖面に取りこまれてしまう。
 太良と甘楽は、危険なものと知りながら、光と闇のあいだで、妖面を売り歩いていくのだった。 そうして、喜怒哀楽、人ゆえの苦しみを持った人びとに出会っていく。
 
 こう紹介されています。

 石川さんのデビュー作『ユリエルとグレン』(講談社)を児童文学者協会の新人賞の候補作として、読んだときは驚きました。
 まずその文章力に。そして構築された物語に登場してくる人物造詣に。
 石川さんの文章には、美意識があります。
 そのことを、以前私は、某社の編集長に熱くお話したことがありました。

 そんな彼女の作品を、久しぶりに読みました。
 掴み取る視点がおもしろいし、短編としてひとつひとつが切なさを残しながら、とてもよくまとまっています。
 さて今夜は皆さんから、どんなご意見が飛び交うでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ぞくぞく☆びっくり箱」 原稿募集

2013年01月15日 | Weblog
          
 
 日本児童文学者協会と文溪堂の共同企画、小学校中学年向け『ぞくぞく☆びっくり箱』シリーズの原稿を募集いたします。
 たくさんのご応募をお待ちしております。

 こわくて、それでいてちょっぴりかわいい“おばけたち”。
 子どもたちをぞくぞくさせる、いろいろなおばけたちで、びっくり箱はいっぱいです。
 その箱の名前は『ぞくぞく☆びっくり箱』!

       第1巻は「あわてんぼうおばけ」
       第2巻は「こわい、こわ~いおばけ」
       第3巻は「泣き虫なおばけ」
       第4巻は「おこりんぼうのおばけ」
       第5巻は「わらうおばけ」

 おばけたちは、いわゆる足のないおばけでも、西洋的な幽霊、妖怪、あるいは民話や昔話にでてくるようなおばけでもかまいません。子どもたちにとって、魅力的なおばけが生まれてくることを期待しております。
 どの巻にむけて執筆されたか、原稿のはじめに、第何巻かをお書き添えくださいますと助かります。ぜひ皆様のご応募をお待ちしています。


《応募要項》
・応募資格 プロ、アマ、国籍は問わず。高校生(もしくは同年齢)以上。
・締 切 日 2013年2月末日。
・募集期間 2013年1月10日から2月末日(当日消印有効)
・原稿枚数 400字詰原稿用紙換算 20枚
・原稿には、筆名のほか本名・住所・年齢・職業・また児童文学歴があれば書き添えてください。なお、原稿の返却には応じかねますので、必ずコピーをお取りください。
  ★各巻は、入選作2作と依頼原稿3作、5編の収録になります。
  ★入選作には所定の印税をお支払いいたします。
・入選者には2013年6月中に選考委員会よりお知らせします。
 また、「日本児童文学」9・10月号誌上にて発表し、日本児童文学者協会と,文溪堂のホームページでも選考結果を公表します。
・選考委員  加藤純子・藤真知子・牧野節子・文溪堂出版部

◆原稿送り先&問い合わせ先◆
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-38中島ビル502
   日本児童文学者協会『ぞくぞく☆びっくり箱』係宛 TEL03-3268-0691

   *受付締め切り後の選考期間中、電話やメールなどでのお問い合わせはご遠慮ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デザインコレクション

2013年01月14日 | Weblog
          
          
          
 
 お雛祭りの、デザインコレクションです。
 
 リアドロのお雛さま。
 立ち雛。
 伝統的なお雛さま・・・。

 我が家も2月の吉日には、娘のお雛さまを飾ります。
 お雛さまを飾ると、もう、すぐそこまで春がやってきているような華やいだ気持ちになります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「茶の葉」

2013年01月13日 | Weblog
            
 
 昨日は銀座のアップルストアにMacbookを買いにいきました。
 いろいろをインストールしていただいてる間、松屋の地下にある「茶の葉」というお茶の専門店で、日本茶と和菓子を楽しみました。

 いわゆるデパ地下のお店ですが、この「茶の葉」はまるで異空間。
 目の前でお茶のソムリエの方が、こちらの好みのお茶をチョイスしてくださり、それを煎れてくださいます。
 その手つきを、写真に撮したいくらいでした。
「これは日本茶を煎れるお作法なんですか?」
 そう伺ったら、
「お作法ではなく、お茶をおいしく煎れる方法なんです」と。
「紅茶のジャンピングのようなものですか?」
 更に伺ったら、
「そのとおりです」と。

 私に煎れて下さったのは、まるでお抹茶のような鮮やかなみどりいろの鹿児島のお茶。
 夫のお茶は、ちょっと渋みのある静岡のお茶でした。
 ゆっくりとお茶を堪能していたら、アップルストアのスタッフの方から電話が。
「インストールが終了しました」
 つかの間の、こころ落ち着く時間でした。
(会席盆で供していただいたお茶の写真を撮したのですが、画質が大きすぎて、blogに取り込めませんでした。残念だったのでFBの写真に入れてきました)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京タワー夕景

2013年01月12日 | Weblog
             
 
 昨日の夕景です。
 西の空には、まだほんのりと夕焼けが、名残惜しそうに佇み、あたりには煌びやかな都市のネオンが瞬きだしました。

 冬の夕景は、澄んだ、薄荷のような空気をまとっています。
 オレンジ色に染められた空も、これから少しずつすみれ色に染まり、気がつくと夜の闇にすっぽりとくるまれていきます。
 凍えるような、夜のはじまりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする