20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

ユリカモメ

2014年01月21日 | Weblog

        

 公園の池に、ユリカモメが数羽で遊んでいました。

 東京湾にほど近いこの公園にも、ときどきユリカモメがやってきます。

 彼らは、ネコみたいな声で「ミャーミャー」鳴きます。

 

 昨年の秋、豊洲から「ゆりかもめ」に乗りました。

 国際展示場やレインボーブリッジを横目にお台場を通り、終点は新橋です。

「ゆりかもめ」から見る、東京湾の埋め立て地はまるで近未来都市です。

 

 このユリカモメたちは、いつもは、そんな海辺で暮らしています。

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花の内

2014年01月20日 | Weblog

           

 お正月のあとは、「松の内」「小つち」「小正月」「冬土用」などなど、お正月らしい言葉の並ぶ季節です。

 その中で、私がすきなのが「花の内」

 これは東方地方で「松の内」から月末にかけてを表す言葉として使われているようです。

 ↓は三越の広報より・・・。

 「花の内」とは、「小正月」にあたる15日から末日までを呼ぶ。東北地方では、元日から7日までが「大正月」「男正月」と呼ばれるのに対し、小正月は「女正月(めしょうがつ)」または木の枝に餅や団子を刺して豊作祈願することから「花正月」とも呼ばれ、稲の予祝を行うので稲の花にかけて「花の内」という説があるという。忙しい年賀行事が一段落するこの時期、年末年始と忙しく立ち働いた女性をねぎらう風習に倣い、女性だけの集いを開いてこだわりグルメで新年を祝う、または未知のモノやことにチャレンジするなど「新年の集いを新しいカタチで楽しむ」を提案する。

 

 昨日三越にいったら、この花の内という言葉に着眼し、お花をモチーフにしたスイーツやお料理などが季節限定で並んでいました。

 雪深いきびしい冬。女性たちが集まって、つかの間忙しさから解放され、楽しいおしゃべりに興じながらおいしいものに舌鼓を打つ。

 ステキな風習です。

(写真は、餡の入った花びらの形をした和菓子。)

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冬木立

2014年01月19日 | Weblog

              

 極寒の真冬です。

 今朝の東京も、冷たい北風がビュービュー吹いています。

 大雪のニュースを見るたび、そこで暮らす人たちの困難さを思い、遠くから「春よこい」と念じています。

 

 春には満開の桜のアーチのできる、公園の桜並木も、いまやすっかり凍えるような冬枯れです。

 青い空に、はだかの木立が震えています。

 私はといえば、会議などにお出かけしない日は、暖房の効いたあたたかい部屋で、セーターの上からフリースを羽織り、パソコンに向かって原稿を書いたり、お炬燵で本を読んだり・・・。

 それでも廊下にでると、寒いです。

 

 文学賞選考のため、昨年出版された膨大なご本を読まなくてはならない季節が近づいています。

 それまでに、作品ひとつと、雑誌の書評をまとめておきたいです。

 文学賞は、出版されたご本のすべてを下読みは置かず、選考委員が読む・・・。

 長い歴史の中、それが信条になっています。

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絵本専門士養成講座オープンフォーラム

2014年01月18日 | Weblog

           

「絵本専門士養成制度準備委員会」では、絵本の特性や様々な可能性をよく理解し、幅広い知識と教養を備え、絵本の魅力を表現し伝える技能を持ち、子どもの好奇心と生きる力を引き出す絵本の専門家を養成すべく、「絵本専門士」の養成制度を創設し、平成26年(2014年)度より絵本専門士養成講座を開講する予定です。


 この講座の開講に先立ち、養成制度の目的・趣旨等をご理解いただくため、子どもの読書や絵本に関心がある方を対象に、本日は、代々木のオリンピック青少年センターの国際交流棟レセプションホールにおいて、「絵本専門士養成講座オープンフォーラム」が行われます。 

 お申し込みが350名を越え、会場の都合上、そこでストップをかけたそうです。
 
 全国津々浦々からお越し下さるようで、皆さんの関心の高さがうかがえます。

 7月から開講する講座には、魅力的な講師のラインナップやカリキュラムを揃えています。

 講座修了後は、図書館や公民館、学校や、放課後の子ども教室、高齢者施設、書店などさまざまな場所で活躍することを期待されています。

(国が認定する資格ではありません。念のため)

 この講座を主催しているのは「絵本専門士養成制度準備委員会」。

 事務局は「独立行政法人国立青少年教育振興機構・教育事業部」です。 

 

 絵本専門士養成制度準備委員会

 委員長 肥田美代子 公益財団法人文字・活字文化推進機構理事長

 委員 磯部 延之 全国学校図書館協議会参事、全日本小学校学校図書館研究会会長

 委員 糸賀 雅児 慶應義塾大学文学部教授、社団法人日本図書館協会認定司書事業委員長

 委員 加藤 純子 作家、社団法人日本児童文学者協会副理事長

 委員 高橋 小織 絵本・日本プロジェクト会長

 委員 竹下 晴信 日本児童図書出版協会会長

 委員 田中壮一郎 国立青少年教育振興機構理事長

 委員 中川 素子 文教大学名誉教授

 委員 柳田 邦男 作家、評論家

 委員 山本 省三 絵本作家、社団法人日本児童文芸家協会常務理事

            (委員は氏名の50音順に掲載)

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夜のシクラメン

2014年01月17日 | Weblog

           

 いわゆる「プリーツ」と呼ばれるシクラメンです。

 

 今日は冬土用の入りの日。

 冬の土用は「丑紅」「寒紅」と呼ばれ、紅を買う時期でもあるそうです。

 近づく春を想いながら、紅を買う・・・。

 

 と、思いきや、もう少し実用的な理由があるようです。

 昔は、この寒中の丑の日に売り出される口紅は、最上のものとされていたそうです。

 というのも、この時期に作られた口紅は発色もよく、品質も最上。おまけに女の人の口中の荒れを防ぐなどの薬効があるなどと言われ、冬の丑の日(土用)になると、紅を扱う小間物屋さんはそれを求める女性客で賑わったそうです。

 ・・・でも現代人の私は、まだ遠き春に思いを馳せ、口紅を買う。

 そんな日は、このシクラメンのような色をしたプリーツのお洋服を着て・・・。 

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まるで仕掛け絵本の世界・・。

2014年01月16日 | Weblog

          

 寒い日が続きます。 

 今回のデザインコレクションは、そんな寒い日にふさわしいティファニーです。

 この建物のあちこちに、指輪やネックレスが隠されています。

 外は雪。

 NY・五番街にあるティファニーは、壁時計のかかったアールデコ様式の重厚な建物です。

 ですからこの模型は、架空の建物でしょう。

 でも、なんだかメルヘンティック・・・☆

 部屋の中の暖かさと、外の寒さが伝わってくるようで、まるで仕掛け絵本をひらいているみたいにうきうきしてきます。 

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Be―子どもと本

2014年01月15日 | Weblog

            

 今夜はBe—子どもと本の研究会です。

 今月のテキストは乙一の『箱庭図書館』(集英社)です。

 ボツになった投稿者の作品を、乙一流にアレンジした短編集です。

 元の原稿はネットでみられます。

 その両方を比較し、人気作家乙一の「書き方」を学ぶ楽しさも、この本にはあります。

 またそもそもの発想が乙一そのものではないということから、乙一らしからぬ作品と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 今回Beでは、あえて前者の視点から、乙一の物語の作り方について勉強しようということになりました。

 短編の一作、一作、投稿者の原稿と比較しながら読むと、乙一の乙一たる筆の力がくっきりと見えて来ます。

 読みながら、なんどこう呟いたでしょう。

「なるほど!」

 読者を惹きつける技と感性で、乙一が原文を見事にリライトしています。

 

 今夜はどんな意見が飛び交うでしょう。

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ご飯茶碗

2014年01月14日 | Weblog

            

 数年ぶりに、ご飯のお茶碗を新調しました。

 新春だからというわけではなく、気に入って使っていたお茶碗を手をすべらせて落としてしまいヒビが入ってしまったのです。

 あんなに、大事に使っていたのに・・・。

 しばらくショックで、ヒビの入ったまま使っていました。

 でも端っこがちょっと欠けていたので、くちびるを怪我でもしたら大変と、昨日はとうとう高島屋に買いに行きました。

 

 ついでに夫のお茶碗も一緒に新調。(写真↑の志野・織部焼き)

 毎日使う食器を選ぶのって、どうしてあんなにうきうきするのでしょう。

 ご飯なんて、一日お茶碗に半分くらいしか食べないのに・・・。

 

 でも北風がごうごう唸っていた昨日の夕餉。

 新しいお茶碗でのふっくらと炊きあがったばかりのご飯は、格別なお味がして、なんだかしあわせな気持ちになりました。

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風邪予防

2014年01月13日 | Weblog

           

 今はこれから節分まで、一年でいちばん寒い季節です。 

 暮れに作っておいたゆず茶をティスプーン3杯、湯飲み茶碗に入れ、そこに熱いお湯を注ぎ、寒い夜はときどき飲んでいます。

 

 ゆず茶をはじめて飲んだのは、韓国・ソウルの仁寺洞(インサドン)のおしゃれなカフェです。

 ゆずは昔から風邪予防に最適といわれています

 おまけにビタミンCやコラーゲンも含まれています。

 

 毎晩寝るときはマスクをして、寝る前には免疫力強化のために補中益気湯と、ときどきこのゆず茶を飲んで・・これがもっぱらの風邪予防対策になっています。それでももし、首筋がぞくぞくして頭痛などがしてきて「風邪かな?」と思ったら、早めの葛根湯。

 水際でくい止めます。

 お腹にはレンジで20秒チンしたモイストヒートパックをのせ、首には同じく20秒チンしたネックラップを巻いています。

 その前に、バランスポールの上で肩甲骨あたりの凝りをじっくりほぐして・・。

 

 そんなわけで毎晩、寝る前の準備にとても時間がかかります(笑)

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浅草詣で

2014年01月12日 | Weblog

         

         

         

         

 昨日は3連休のはじめということで、夫に「浅草に行こうか」と誘われ、浅草寺に行ってきました。

 ほんとうは、お昼にお寿司を食べにいくことが一番の目的だったのですが・・・。

 

 浅草寺は相変わらず混んでいました。

 仲見世通りは、歩くのもままならないくらいの人混みです。

 中国語やスペイン語、英語が飛び交っています。

 浅草寺でお参りし、おみくじをひいてみたら吉でした。

 末吉から少しだけ格上げしましたが、やはり大吉ではありません(笑)

 

 その後、お目当てのお寿司屋さんへ・・・。

 ところがビルごと解体されていて、工事中でした。

 しかたなく、近くにあったお寿司屋さんに入り、青魚の握りを何種類かと、中トロ、カンパチ、あなご。そんなものををいくつか食べて退席しました。

 

 青空の下の浅草寺は、あいかわらずうつくしいです。

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