三国港の夕刻。
何気なく眺めた先に自生する花が気になった。
ふだんなら誰も気にとめないような花だが
暮れてゆく大きな景色を従えるような存在をその花に感じたからだ。
三国港(福井県坂井市) 2023.06.24 18:58 Sony α7S2 FE24-70㎜/f2.8 GM2 (49㎜ f/.8,1/200sec,ISO100)
「なんという花だろう」と思いつつ、
ふと、花の仕事をしている長男から聞いた話を思い出してもいた。
やたらと花の名前を知りたがる日本人観光客の話だ。
パリのとある花屋の店先。
色とりどりの花が歩道にまでこぼれ
街の一角を美しく飾っていた。
たまたま通りかかった日本人の男がその光景に目を奪われ
「この花は何という名前だ。あの花は?」
と矢継ぎ早に店の主人に尋ね始めた。
その刹那、店の主人が男に浴びせた言葉が
「美しいと思ったなら、花の名前などなんだっていいだろう」だった。
長男が言うには、花の名前を知りたがる人ほど花の名前を覚えないそうだ。
「そう。花の名前などどうでもいい。」と頬を緩ませながら
日暮れまでのわずかな時間、目の前の光景を楽しむことにしたのである。
夕陽を浴びて綺麗です。
聞いたことあります。
なにせ、花オンチなもので。
それに似たようなのや、品種改良もあるし~
このお花、オブジェっぽくていいですね。その色と陽が沈みゆくカラーと合ってると思いました。
もっぱら鑑賞専門。
それも、どうしたらドラマチックに表現できるか
そんなことばかり考えています。
邪念ですね(笑)
ご長男さんのお話・・・面白い~
私も季語になっているのくらいしか
分かりません~(;^_^A
きれい!って思えたらイイ!その方式で行きます(笑)
そのほかは「きれい!」だけで、楽しむ気持ちを第一に、ということでしょうね。
それにしても暑いですね。
とくに笑子さんのお住まいの付近は
今日本でいちばん暑いようです。
どうかご家族ともお体に気をつけて。