世界遺産である「紀伊山地の霊場」高野山は、明治まで女人禁制のお山でした。
高野七口といわれる七つの入り口には女人堂が建てられ、そこから先には女性
が入ることが許されませんでした。
弘法大師が永遠に生き続けている御廟を拝みたいと願う女性信者は、
奥の院を中心にして八葉蓮華を象る山々を巡る、女人道と呼ばれる道
を辿る他ありませんでした。
8月5日。女人道の一つ「高野三山」を巡るコースを17年ぶりに
歩きました。下界では38.4℃(大阪・豊中市)を記録した日です。
奥の院近くの「浄め橋」三山入口です。
林道から急坂を登って摩尼峠に出て、原生林の中を摩尼山山頂に。
緩やかな尾根道を辿って着いた、次の山頂、揚柳山。
三山の最高峰といっても、標高は僅か1008mです。
でも高野六木の原生林を、歴史の重みと霊気を感じながら歩くのは、
日頃の嫌なことも忘れて清々しい心地でした。
最後の山頂、転軸山です。山と山との間にはいくつかの峠がありました。
今は荒れ果てていますが、ここにも昔の歴史や生活の跡があります。
この山頂からは奥の院に下れますが、私たちは森林公園を抜けて
一の橋に向かい、河口慧海師の偉業を偲ぶ供養塔をたずねました。
高野七口といわれる七つの入り口には女人堂が建てられ、そこから先には女性
が入ることが許されませんでした。
弘法大師が永遠に生き続けている御廟を拝みたいと願う女性信者は、
奥の院を中心にして八葉蓮華を象る山々を巡る、女人道と呼ばれる道
を辿る他ありませんでした。
8月5日。女人道の一つ「高野三山」を巡るコースを17年ぶりに
歩きました。下界では38.4℃(大阪・豊中市)を記録した日です。
奥の院近くの「浄め橋」三山入口です。
林道から急坂を登って摩尼峠に出て、原生林の中を摩尼山山頂に。
緩やかな尾根道を辿って着いた、次の山頂、揚柳山。
三山の最高峰といっても、標高は僅か1008mです。
でも高野六木の原生林を、歴史の重みと霊気を感じながら歩くのは、
日頃の嫌なことも忘れて清々しい心地でした。
最後の山頂、転軸山です。山と山との間にはいくつかの峠がありました。
今は荒れ果てていますが、ここにも昔の歴史や生活の跡があります。
この山頂からは奥の院に下れますが、私たちは森林公園を抜けて
一の橋に向かい、河口慧海師の偉業を偲ぶ供養塔をたずねました。