ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

白狐お渡り (4月1日)

2007-04-01 17:08:14 | Weblog
3月28日から第47回大和郡山「お城まつり」が開催されています。
毎日さまざまな催しがありますが、今日は恒例の「白狐お渡り」が
行われました。


スタート地点の「源九郎稲荷神社」。
大納言豊臣秀長が入部のおり郡山場内に勧請し、歌舞伎「義経
千本桜」(源義経の忠臣・佐藤忠信は、実は義経が崇敬していた
この稲荷の化身であった。義経は奥州に落ちるときに幼名「源九郎」
を与える…)で知られる神社です。


昭和初年頃、この神社の地続きの洞泉寺町の遊郭の楼主たちが
中心となって始まった行事で、白狐の面を被った行列がお囃子
と共に市内を練り歩いたといいます。


中断されていた行事は、昭和53年に大和郡山市青年会議所など
によって復活し、昭和58年からはお城まつりの行事の一つとして
市民に親しまれています。


今の行事の主役は可愛い子供たち。白狐のお面を被って、お囃子と
手拍子にあわせて踊りながら市内を練り歩きます。


「白狐お渡り」に先だって行われた「子供時代行列」。
馬上から手を振るのは、藩主・柳沢吉保に扮した上田清市長です。


こちらも主役はもちろん子供たち。これはお殿様の侍女に続く
女武者たち…。

市内の中心部は大勢の見物人や観光客で賑わっていました。
そろそろ、お城の夜桜も見頃になります。