花曇りの午後、お城の桜を見に行きました。
「菜の花の中に城あり郡山」 許六の歌碑です。
今は菜の花より桜で有名で、かって日本の桜百選に選ばれました。
巨大な数珠が石垣を取り巻いています。昨日行われた「数珠繰り
法要」の名残です。
石塔と立て札のあるところの石垣には「逆さ地蔵」様が祭られて
います。この地蔵様に限らず、郡山築城の折りには近くの石造物
が徴収されて石垣となり、かなりの石仏が今も残存しています。
その供養のための行事が「数珠繰り法要」なのです。
お城まつりもあと僅か。夜桜見物場所取りの青シートの数も少なく
なってきました。