ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

西湖

2007-06-07 17:11:11 | 旅日記
5月30日。
杭州市内にある西湖へ行きました。


西湖はもと干潟で水深は平均1.8m、最も深いところでも2.8mと
いう浅い湖です。南北3.3km、東西2.8km、外周は15kmあります。


白蛇伝の白素貞が入水したといわれる白堤、蘇軾(蘇東坡)の
造営によるという蘇堤などがあり、また西湖十景と呼ばれる名所
があります。


スタート地点は大勢の人で混み合っていますが、殆どの人は遊覧船
で観光するので、歩いている人は疎らです。


私たちは蘇堤の南側から堤の上を白堤のかかる島まで、約3㎞、
1時間ほど歩きました。この写真はゴールの近く、向こうに緑の
小山のように横たわっているのが蘇堤です。

再び杭州へ

2007-06-07 08:45:08 | 旅日記
5月29日。
薄雲は残っているものの、良い天気の朝を迎えました。
4時半出発、ライトを手にホテルから見える獅子峰へ登りました。
山頂付近の小台地はどこも日の出を見る人で混み合っています。


予定の5時8分を過ぎても太陽は顔を出さず、あきらめて下山する
人も出る中、満員の山頂で歓声が上がりました。
溜息の出るような美しい光景です。(5時10分、♀ペン撮影)


ホテルへ帰る途中、シャクナゲの梢越しにみる獅子峰。


朝食後、ロープウェイ乗り場へ。名残を惜しみながら黄山を後に
します(9時)。


290㎞の道を杭州へ引き返して、雷峰塔を見に行きました。(15:40)
977年に呉越国王が子どもが生まれたことを祝って建てたものですが、
20世紀になって倒れ、2000年に再建されました。
もとの塔の復元でなく、最新の科学技術を凝らした全く新しい、21世紀
の塔と見受けました。


塔内部は荘厳というよりも豪華絢爛。金箔貼りの天井に見事な
彫刻の数々。「白蛇伝」のヒロインが幽閉された塔だけに、
その物語の木彫がガラスケースに納められて、ぐるりと壁を取り
巻いています。


最上階の回廊から西湖の全景が見下ろせます。杭州の市街地が
霞んでいます。明日は西湖のウォーキングです。