ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

いくたびも参る心は…長谷寺(2月17日)

2010-02-17 21:15:00 | 旅日記
タイトルは西国三十三ヵ所札所八番のこのお寺のご詠歌で、「…はつせでら 
山も誓いも深き谷川」と続きます。
ボタンで有名な長谷寺ですが、実は四季折々に美しい花々と出会えるお寺で、
私たちも、これまで何度も訪れています。




総門である仁王門をくぐると…



長い登廊(のぼりろう)が始まります。
上中下の三廊に分かれ、全部で399段。灯籠は長谷型といい二間ごとに
吊るされています。



国宝の本堂は、小初瀬山中腹の断崖に懸けられた舞台造りで正堂(内陣)と
礼堂(外陣)を一つにまとめた双堂という形式です。
内陣のご本尊・十一面観世音菩薩にお参りして般若心経を唱えた後…



内陣と外陣の間の石畳の通路を抜けて西側に出ました。
写真は西側から外陣を見たところ。左奥が内陣。



舞台正面(南側)。
変愚院が手にしている五色の布は、観音様に続いていてご縁を結ぶように
なっています。



舞台から境内を見降ろしたところ。



本堂東側にある能満堂(日限地蔵)にお参りして、横手にある佛足石に触れた手で
ヒザをさすって、早く治るようにお願いしました。

長い階段を登り降りし広い境内を歩きまわったのに、今のところヒザの痛みもなく、
これも観音さまとお地蔵さまのご利益と喜んでいます。