ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

大和民俗公園の民家群(2)

2010-02-22 09:26:06 | 矢田だより


次は旧臼井家へご案内します。
臼井家はもと高取町上土佐にあった19世紀に建築された町屋です。



軒先に吊るされた杉玉でお分かりになるように、臼井家は伊勢屋という屋号で酒
や醤油を売るお店でした。
しかし高取藩の公用伝馬を勤め、町の大年寄役でもありました。



写真右手の入り口から見えるのが土間で、その左に店の間、次に中の間と続きます。
左端の格子構えになっているところ二間は奥座敷です。



土間奥にあるカマド。



土間を通り抜けると井戸があり、その向こうに白壁の内蔵が見えます。
二階建で大事な品物や道具類を収納しました。



美しい絵柄の屋根瓦ですが、何かの飾りだったのでしょうか?