次は旧臼井家へご案内します。
臼井家はもと高取町上土佐にあった19世紀に建築された町屋です。
軒先に吊るされた杉玉でお分かりになるように、臼井家は伊勢屋という屋号で酒
や醤油を売るお店でした。
しかし高取藩の公用伝馬を勤め、町の大年寄役でもありました。
写真右手の入り口から見えるのが土間で、その左に店の間、次に中の間と続きます。
左端の格子構えになっているところ二間は奥座敷です。
土間奥にあるカマド。
土間を通り抜けると井戸があり、その向こうに白壁の内蔵が見えます。
二階建で大事な品物や道具類を収納しました。
美しい絵柄の屋根瓦ですが、何かの飾りだったのでしょうか?