今夜はお月見。今年は十五夜と満月が同じ日で、次に旧暦8月15日が満月になるのは8年後だそうです。
南東の空に真ん丸なお月様が昇りました。「芋名月」ともいい、秋の収穫に感謝してサトイモなども供えます。
出かけていた♀ペンが、千鳥屋の「月見だんご」を買ってきて供えました。ラベルに可愛いウサギの絵とともに、「お月見は、秋の自然を感じる伝統行事です。月見団子はそのお供えものとして、江戸期に生まれました」と記されています。毎年飾るわが家のススキの穂がまだ出ず、ハギは枯れてしまってお団子だけのお供えです。
思い出に残る「お月見」といえば一昨年(1911)の富士山・富士宮登山道六合目でのお月見。宝永火口で夕方のブロッケンを見て宝永山荘に帰ってくると、村山古道の再興者・畠堀操八さんのパーティが登ってきました。久しぶりの再会でした。地元の「富士の恵みに感謝する会」の方が山荘の前にお供えを準備されて、私たちも大鉢に山盛りの小芋や枝豆などのお下がりを頂きました。