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ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

HPの贅肉落とし

2007-06-12 06:24:09 | パソコン日記
プロバイダーの方針で、無料HPの容量が増加した反面、
最高限度を超えた場合はFTP送信を受け付けなくなり
更新不可能になりました。

先日来、古い山行記録を中心に画像ファイル、音声ファイル
などを削除して制限容量内に納める作業をしていました。
まだサイト全体の見直しは終了していませんが、
FTP転送が出来るようになりましたので、とりあえず
5月の山行をUP しました。

ご覧下さいますよう…

上海-外灘(ワイタン)

2007-06-10 08:27:08 | 旅日記

上海は、アヘン戦争でイギリスに敗れた中国が南京条約によって
開港した5つの港の一つ。いわゆるバンド-上海租界は外国人が
自由に商売が出来る区域です。


長江を遡り上海の入り口にあたる黄浦江の沿岸一帯にバンドが
作られ、20世紀初めの欧米建築が立ち並んでいます。
右手前から中国銀行上海分行(一部)、和平飯店北楼、同じく
南楼(パレスホテル)


4年前に来たときは雨の夜でしたが、今回も靄で霞んでいました。


黄浦江の対岸は東浦地区で、新しい上海の象徴ともいえるテレビ塔
(東方明珠塔・高さ468m)始め、高層ビル群が建ち並んでいます。
ガイドの張麗さんと。

大和民俗公園(6月9日)

2007-06-09 14:19:51 | 矢田だより

花菖蒲園がそろそろ見頃になりました。満開は来週末くらいでしょう。
それにしても。数年前に比べると花の数が少なくなりました。


池ではヒツジグサが咲いています。子どもが「煎りじゃこ」でザリガニ
を釣っていました。私たちはカエルやスルメで釣ったものですが…。


咲き残ったタイザンボクが、まだいい香りを放っています。


アジサイはこれからが見頃になります。

水郷・烏鎮

2007-06-08 14:07:54 | 旅日記
5月30日午後、上海への途中で烏鎮の観光をしました。


烏鎮は浙江省の北部に位置する古い町です。




町の中を細い水路が網の目のように縦横に走り、水路に沿って
清代のままの民家が並んでいます。




私たちも民家の並ぶ通りを歩いて、藍染の店などをみた後、小舟に
乗って水郷の風情を楽しみました。

この川は上海に続いていますが、水は土砂を含んでいて濁っています。

西湖

2007-06-07 17:11:11 | 旅日記
5月30日。
杭州市内にある西湖へ行きました。


西湖はもと干潟で水深は平均1.8m、最も深いところでも2.8mと
いう浅い湖です。南北3.3km、東西2.8km、外周は15kmあります。


白蛇伝の白素貞が入水したといわれる白堤、蘇軾(蘇東坡)の
造営によるという蘇堤などがあり、また西湖十景と呼ばれる名所
があります。


スタート地点は大勢の人で混み合っていますが、殆どの人は遊覧船
で観光するので、歩いている人は疎らです。


私たちは蘇堤の南側から堤の上を白堤のかかる島まで、約3㎞、
1時間ほど歩きました。この写真はゴールの近く、向こうに緑の
小山のように横たわっているのが蘇堤です。

再び杭州へ

2007-06-07 08:45:08 | 旅日記
5月29日。
薄雲は残っているものの、良い天気の朝を迎えました。
4時半出発、ライトを手にホテルから見える獅子峰へ登りました。
山頂付近の小台地はどこも日の出を見る人で混み合っています。


予定の5時8分を過ぎても太陽は顔を出さず、あきらめて下山する
人も出る中、満員の山頂で歓声が上がりました。
溜息の出るような美しい光景です。(5時10分、♀ペン撮影)


ホテルへ帰る途中、シャクナゲの梢越しにみる獅子峰。


朝食後、ロープウェイ乗り場へ。名残を惜しみながら黄山を後に
します(9時)。


290㎞の道を杭州へ引き返して、雷峰塔を見に行きました。(15:40)
977年に呉越国王が子どもが生まれたことを祝って建てたものですが、
20世紀になって倒れ、2000年に再建されました。
もとの塔の復元でなく、最新の科学技術を凝らした全く新しい、21世紀
の塔と見受けました。


塔内部は荘厳というよりも豪華絢爛。金箔貼りの天井に見事な
彫刻の数々。「白蛇伝」のヒロインが幽閉された塔だけに、
その物語の木彫がガラスケースに納められて、ぐるりと壁を取り
巻いています。


最上階の回廊から西湖の全景が見下ろせます。杭州の市街地が
霞んでいます。明日は西湖のウォーキングです。

山水画の世界・黄山(2)

2007-06-06 14:23:04 | 旅日記

ホテルから光明頂まで2.5㎞の登り道は、殆どこの
ような石段の連続です。右手に頂きから周回する
飛来石へのギザギザの稜線を見ながら登ります。


50分程で到着した標高1840mの光明頂。黄山第二の高峰です。
この写真をとった場所には山小屋があります。このあたりから
少し右手にある山頂にかけて、大勢の人で賑わっていました。
先程から聞こえていた雷鳴が近づき、真っ黒な空から大粒の雨
が落ちてきました。


さきほど見えた稜線を雨具を着て下ります。道は岩の下を捲く
ようにつけられているので、雨に煙る景色を見ながら楽に下れ
ます。これは西海門といわれるところ。


光明頂から1㎞下ったところにある「飛来石」。まるで天から飛んで
きた岩が岩盤に突き刺さったようです。
(下の写真とは反対側から見たもの)


岩の周囲は各国の観光客で満員。(張さん撮影。
手を挙げているのは変愚院。)


やがて雨は上がり、いくつもの峰々が雲海に浮かぶ、まさに
山水画の世界が出現しました。


正面の岩肌にポツンと赤いのはヤマツツジです。
なだらかな道を1.8㎞、夕陽で名高い排雲亭に行きましたが、人ばかり
多くて、雲が厚く肝心の夕陽は望むべくもないので下り0.7㎞、登り1㎞
を歩いてホテルへ帰りました。
後半部のハイキングは約7㎞、3時間のコースでしたが、道が整備され
ていて遊歩道の感じで歩けました。

山水画の世界・黄山(1)

2007-06-05 18:38:34 | 旅日記
5月28日午後。
郷土料理(・ロウイという名の川魚が出た)の昼食後、黄山へ。
山麓には大きなホテルが建ち並び、まだまだ次々と建設中です。


黄山の入り口・黄山大門。ここから、くねくねと山道を走ります。


南、南西、北側からと3本のロープウェイがかかっています。
私たちは南西の雲谷寺駅から乗車しました(13:00)。
50数人乗りのロープウェイは、動き出すと激しい雨に叩かれまし
たが、幸い頂上駅に着く頃には止みました。




「天下の名勝黄山に集まる」と古今東西の文人墨客に絶賛され、
「黄山四絶」といわれるこのような奇松、怪石が至る処に見られ
ます。(あとの二絶は雲海と温泉)。


なだらかな階段の登りで始信峰(1683m)へ着きました。


ロープ駅から1.2㎞、約45分のハイキングで、いったん今夜の泊まり
「西海飯店」へ。標高1590m地点にある四つ星の立派なホテルです。
余分な荷物を下ろし、再びハイキングに出発します。

世界遺産の村・宏村

2007-06-05 08:49:16 | 旅日記
5月28日
高山山麓の宏村は、「徽商」(安徽省出身の商人)といわれる豪商を
生んだ土地で、明代の古い建物がほぼ完全な姿で残っています。


世界遺産に登録されて、中国各地からの観光客がたくさん訪れます。
村の入り口で入場券を徴収しています。


石畳の道を歩き、橋を渡って村に入ります。
宏村は「牛の形」をしているといわれ、「牛の足」にあたるのが
川にかかるこのような4本の橋です。


村の中央にある池「月塘」。牛の胃袋にあたり、洗濯などの生活
や防火用水として利用されています。
池の周囲には、美術学校の生徒たちが写生をする姿が見られます。


村の中、民家の前を縦横に巡る水路は「牛の腸」にあたります。
豪商の屋敷跡も見学しましたが、竹や石に篆刻してお土産を作る
人など庶民のくらしが珍しかったです。
写真の右端は揚げパンを売る店。天井から下がる赤い渦巻きが
ハエ除けに回転しています。


観光を終えて村を出ます。後ろに見える、こんもりした木は村の
入り口に二本植えられた「楓楊」で、「牛の角」です。ちなみに
牛の頭は村の背後に聳える山、牛の身体は数百軒の民家です。
午後はいよいよ黄山へ向かいます。

杭州から屯渓へ

2007-06-03 16:17:32 | 旅日記
3月27日。関空ではANAのPCがダウンして手続きに混雑しましたが、
予定通りに出発できました。
杭州までは約3時間フライト。空港で現地女性ガイドの張さんや他の
ツァーメンバーと初顔合わせ。八幡市のH夫妻、神戸の男性・Mさん
門真市の女性・Yさん、それにサッチャンと私たち夫婦のわずか7人
のこぢんまりしたパーティです。


まず杭州市内にある国宝「六和塔」を見ました。
北宋時代に銭塘江の高波を鎮めるために河畔に
建てられた塔で、高さは60メートルあります。
何度か補修されていますが、現存するもっとも
古い塔だそうです。


50人乗りの大型バスにゆったり坐って、黄山の玄関口、屯渓の町へ。
旧市街は「老街」と呼ばれて古い建物が約1kmにわたって続いています。


明の時代から続く商人の町だけに、防火のための「馬頭壁」がずらり
と並ぶ様は壮観です。


お茶を売る店、「玉」などの彫刻店、硯や筆の専門店、漢方薬店など、
の店の他に…


このような露店の軽食屋さんも出ています。30分程町を歩いてホテルに
入りました。