K子さんとお休みが合ったので、信州松本に日帰りで行ってきました。
まずは「三河屋」さんで腹ごしらえ。明治16年創業、馬肉のおいしいお店です。
「剣客商売」「鬼平犯科帳」などで知られる作家の故池波正太郎氏がここを気に入って何度も訪れたとのことで、著書「散歩のとき何か食べたくなって」の中でも紹介されています。
名物の馬鍋と馬刺しを頂きます。鍋はどじょう鍋のような鉄製の平たいものです。
赤身の旨みがしっかりした肉ですが柔らかく、濃厚な味付けがおいしい。
しょうが醤油で頂く馬刺しの方が肉の味わいがより分かりやすい。
臭み、いやみが無く、しっかり肉の味が堪能できる。
おいしく頂きました。
清算時にお店の人に伺うと、池波氏が来店していたことには当時店の人は全く気づかず、後から本に載っていることを知って驚いたとのこと。
「名乗っていただけなかったものですから・・・サインも何もなくて、後から残念がってたんです」
名乗らず一般人として静かに楽しむのが彼の「粋」だったのでしょうね。
明治初期の擬洋風建築「開智学校」を見学し、国宝松本城へ。
松本は太平洋戦争時戦火に合わなかった為、松本城をはじめ古い建物がかなり残っています。
元々小笠原氏の居城だった当時の深志城に、徳川と豊臣を渡り歩いた武将石川数正が替わって城主となり大改装したのが今の松本城の始まりです。
庭には「清正駒つなぎの桜」があります。
熊本城主加藤清正が松本城に立ち寄った際、石川数正が手土産にと馬を二頭桜につなぎ、「気に入った方を持ち帰られよ」と言ったという。それに対し清正は「あなたほどの方が選んだ二頭を私ごときの目利きでより分けることは出来ない。よって二頭とも頂きます」といって両方持っていったという逸話がある桜です。
とんち利きすぎ清正!!
城内もほぼ当時のまま残っており、攻められにくいよう急勾配で一段も大きく作られている階段に四苦八苦。お年寄りの見学者も多く結構危険かも・・・
写真は「武者走り」と呼ばれる一角。有事には武士達が矢玉を持ってここを走り回るように、床より一段低くなった廊下なのです。
戦国末期も末期の城ですが、かなり実戦本意に作られた硬派な城です。
大抵城には刀が展示してあるものですが、ここは一本もなし(!)代わって火縄銃の展示が充実していました。
城のお庭には栄や万博でおなじみとなったベロタクシーが。
ここでお願いして、なんと運転させてもらいました!!
背もたれがあるので、ややリカンベントに近い運転感覚。また、前後があるので車幅感覚が車に近いという印象を受けました。
さすがに栄で運転させてもらうわけにはいかないけど、ここは公園内ということで許可してもらいました。
楽しい体験でした!!
まずは「三河屋」さんで腹ごしらえ。明治16年創業、馬肉のおいしいお店です。
「剣客商売」「鬼平犯科帳」などで知られる作家の故池波正太郎氏がここを気に入って何度も訪れたとのことで、著書「散歩のとき何か食べたくなって」の中でも紹介されています。
名物の馬鍋と馬刺しを頂きます。鍋はどじょう鍋のような鉄製の平たいものです。
赤身の旨みがしっかりした肉ですが柔らかく、濃厚な味付けがおいしい。
しょうが醤油で頂く馬刺しの方が肉の味わいがより分かりやすい。
臭み、いやみが無く、しっかり肉の味が堪能できる。
おいしく頂きました。
清算時にお店の人に伺うと、池波氏が来店していたことには当時店の人は全く気づかず、後から本に載っていることを知って驚いたとのこと。
「名乗っていただけなかったものですから・・・サインも何もなくて、後から残念がってたんです」
名乗らず一般人として静かに楽しむのが彼の「粋」だったのでしょうね。
明治初期の擬洋風建築「開智学校」を見学し、国宝松本城へ。
松本は太平洋戦争時戦火に合わなかった為、松本城をはじめ古い建物がかなり残っています。
元々小笠原氏の居城だった当時の深志城に、徳川と豊臣を渡り歩いた武将石川数正が替わって城主となり大改装したのが今の松本城の始まりです。
庭には「清正駒つなぎの桜」があります。
熊本城主加藤清正が松本城に立ち寄った際、石川数正が手土産にと馬を二頭桜につなぎ、「気に入った方を持ち帰られよ」と言ったという。それに対し清正は「あなたほどの方が選んだ二頭を私ごときの目利きでより分けることは出来ない。よって二頭とも頂きます」といって両方持っていったという逸話がある桜です。
とんち利きすぎ清正!!
城内もほぼ当時のまま残っており、攻められにくいよう急勾配で一段も大きく作られている階段に四苦八苦。お年寄りの見学者も多く結構危険かも・・・
写真は「武者走り」と呼ばれる一角。有事には武士達が矢玉を持ってここを走り回るように、床より一段低くなった廊下なのです。
戦国末期も末期の城ですが、かなり実戦本意に作られた硬派な城です。
大抵城には刀が展示してあるものですが、ここは一本もなし(!)代わって火縄銃の展示が充実していました。
城のお庭には栄や万博でおなじみとなったベロタクシーが。
ここでお願いして、なんと運転させてもらいました!!
背もたれがあるので、ややリカンベントに近い運転感覚。また、前後があるので車幅感覚が車に近いという印象を受けました。
さすがに栄で運転させてもらうわけにはいかないけど、ここは公園内ということで許可してもらいました。
楽しい体験でした!!
大雨の後の好天。しっかりじてつーしたが、どうも調子が出ないのである。
このところ職場が危機的状況なので疲れたまってるだろうなあ、とは思っていたが、やはり走りにはモロに出る。
スタートダッシュが鈍い、普段一息で上がれる坂の途中で息が切れる。何より身体が勝手に下ハンドルを持つのを嫌がって、ブラケットや上ハンドルを持ってしまうのである。
競技用自転車に詳しく無い方には分かりづらいだろうが、ドロップハンドルという奴は上→ブラケット(ブレーキの付け根)→下と握る場所を変えるごとに前傾姿勢がきつくなる。そのため空気抵抗を減らして風を切って進むことが出来るのだが、逆に筋肉と心肺にかかる負担が大きくなる。
のんびり走るには上を持っていれば良いのだが、速く走れば比例して空気抵抗が増す為下を持つ必要があり、それに耐えられる筋力と心肺能力が必要になる。
どうもこのところ通勤時に身体が勝手に練習モードからサイクリングモードに切り替わってしまうのである。
おまけにそのくせAVやMAXスピードは普段より速いときている。
このちぐはぐさ加減はたちが悪い。
ボーっと走ってるのに速度は出てて、反応限界を超えた速度で事故、という危険が出てくるからだ。
とはいえ、たるんだ体と頭に鞭打って、しっかり汗を流さないと・・・鈴鹿も近づいてきたしなあ・・・
しゃきっとしようぜ!!
このところ職場が危機的状況なので疲れたまってるだろうなあ、とは思っていたが、やはり走りにはモロに出る。
スタートダッシュが鈍い、普段一息で上がれる坂の途中で息が切れる。何より身体が勝手に下ハンドルを持つのを嫌がって、ブラケットや上ハンドルを持ってしまうのである。
競技用自転車に詳しく無い方には分かりづらいだろうが、ドロップハンドルという奴は上→ブラケット(ブレーキの付け根)→下と握る場所を変えるごとに前傾姿勢がきつくなる。そのため空気抵抗を減らして風を切って進むことが出来るのだが、逆に筋肉と心肺にかかる負担が大きくなる。
のんびり走るには上を持っていれば良いのだが、速く走れば比例して空気抵抗が増す為下を持つ必要があり、それに耐えられる筋力と心肺能力が必要になる。
どうもこのところ通勤時に身体が勝手に練習モードからサイクリングモードに切り替わってしまうのである。
おまけにそのくせAVやMAXスピードは普段より速いときている。
このちぐはぐさ加減はたちが悪い。
ボーっと走ってるのに速度は出てて、反応限界を超えた速度で事故、という危険が出てくるからだ。
とはいえ、たるんだ体と頭に鞭打って、しっかり汗を流さないと・・・鈴鹿も近づいてきたしなあ・・・
しゃきっとしようぜ!!