かっきーの独り言

自転車通勤で実業団レースに挑むガンダム大好きイクメン、かっきーのブログです。遊んで行って下さい。

江戸の誘惑

2006年06月26日 | インポート
ボストン美術館で開催中の「江戸の誘惑」を見てきました。
浮世絵の中でも希少な肉筆画を中心とした展覧会です。

絵のことは詳しくないのですが・・・現代のマンガに通じる要素が多々あって興味深くみてきました。

葛飾北斎の「鳳凰図屏風」の色使いとダイナミックな構図、細部の動きは石ノ森御大を思わせ、同じく北斎の「朱書き鐘馗図」はそのポーズや裾の動きの表現に漫画的手法を見ることが出来る。
あちこちに見られるチラリズムも今に受け継がれる流れか。

日本人ってずっとこうやって絵を描いてきたんだなあ・・・と妙な感心することしきり。

京極夏彦でおなじみの石燕の「百鬼夜行図」も見られて大満足。これもモロ水木しげるなんだけど^^

美術に造詣が深い人に怒られそうだな。