今日もコージー・ベーカーコレクションからのご紹介です。今から20年ほど前に創られたステンドガラスの万華鏡ですが、それぞれ個性的ですね。特に装飾はんだが素晴らしいものをご覧いただきたいと思いました。 白地に花がデザインされた作品(作家名はわかりません)はその図案の輪郭まで細かい点状の装飾はんだで飾られています。(写真でわかるでしょうか。)ガラスのつなぎ目、ホィールの縁にも細かい装飾はんだが見えます。右側の作品はエイミー・ナトコという作家の「ザナデュー」シリーズの一点ですが、このシリーズは、それぞれ統一性のある塔のようなデザインながら、一点ずつ異なったはんだ装飾がユニークです。万華鏡の外部のデザインにとても凝った作家でしたが、これも夢を感じるデザインですね。
前から2本目のブルーのマーブルスコープは、ガラスビーズを装飾に取り込んだはんだ使いがユニークです。リタマ・ハーガという作家がハワイのカイマナアートガラス工房でシャンティデヴィと共同制作をしていた頃の作品です。(もう一点は他に比べるとおとなしいデザインに見えますが、結構この時代にも液体入りの球体をオブジェクトに使っていたことがわかります。)ステンドガラス製の万華鏡を見る時は、はんだの部分にもどうぞ注目なさってください。 作家さんの個性が表れるところだと思います。
前から2本目のブルーのマーブルスコープは、ガラスビーズを装飾に取り込んだはんだ使いがユニークです。リタマ・ハーガという作家がハワイのカイマナアートガラス工房でシャンティデヴィと共同制作をしていた頃の作品です。(もう一点は他に比べるとおとなしいデザインに見えますが、結構この時代にも液体入りの球体をオブジェクトに使っていたことがわかります。)ステンドガラス製の万華鏡を見る時は、はんだの部分にもどうぞ注目なさってください。 作家さんの個性が表れるところだと思います。