ブリュースター・カレイドスコープソサエティが、2019年4月6日~5月26日まで、ワシントンDCの郊外、ロックヴィルのストラスモア・マンションで万華鏡公募展 ”Kaleidoscopes: Spectrum” を開きます。
この地は、万華鏡のファーストレディと呼ばれたコージー・ベーカーさんが1985年、世界で初めての万華鏡展を開いた場所。それ以来7回の万華鏡展が開かれてきました。現代万華鏡の進化を見てきた場所ですね。
今回の募集要項には、「21世紀のカレイドスコープアートのすべてを網羅する万華鏡の公募展覧会を開きます。この展覧会は世界中のすべてのアーティスト、あらゆる表現手段を受け入れます。」と明記されています。
審査展ですので、エントリー作品の審査があります。その対象は、万華鏡、万華鏡関連アート、万華鏡をテーマにしたアート作品です。審査の基準は①技術の完成度と創造性 ②ユニークでオリジナルなアイディアに基づく確かな品質 です。オンラインでの写真審査の申し込みは、もう始まっており、2019年2月15日で締め切りです。
2016年にはここで万華鏡発明から200年を記念する万華鏡展がありました。日本の作家さんも出品なさっていました。 その雰囲気をお伝えしたく、少しだけ写真を載せます。
作品は万華鏡だけでなく、関連のアートも展示されています。例えばカレイドスコープ・キルトの第一人者、ポーラ・ナーデルスターンさんの作品。
作品はいくつかの部屋に分かれて展示されています。
手前に見えるのは中里保子さん、チャールズ・カラディモスさん、ジュディス・ポールさんの作品です。
マーク・ティクルさんの作品と映像の絵、ロイ・コーエンさんの作品です。
スティーブン・グレイさん、キテルソンさん、鈴木明子さん、アーニー・ウェインスタインさんの木工の作品。その他多数の作品の記録は過去の5回のブログでご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/kaleidoscopesjapan/e/7ccceea7b723efd42ff6c48452c554be
https://blog.goo.ne.jp/kaleidoscopesjapan/e/2ca679e5c37ee413a0a86885467dd0a1
https://blog.goo.ne.jp/kaleidoscopesjapan/e/6d2ba0a802b4301127306518bfc070b1
https://blog.goo.ne.jp/kaleidoscopesjapan/e/e836291c2cc64f50e79ba14370f393d2
https://blog.goo.ne.jp/kaleidoscopesjapan/e/f046bfa02e941475a1365673ba472b2d
この万華鏡展は大変好評を博し、3年後の2019年にぜひ開催してほしいとの依頼があったそうです。
BKS会員のみならず、万華鏡を制作なさる方に、この機会をお知らせしたく、ブログでご紹介しました。
応募に関して注意事項もございます。
応募に関しての詳しい情報が必要な方は、BKSのウェブサイトをご覧ください。www.brewstersociety.com からストラスモア展のリンクがあります。 また日本語の説明を用意しておりますので、ご希望の方は 当方までjunko-aragane@j09.itscom.net ご連絡ください。