2013年を振り返ってみると、万華鏡展がとても多かったなあと思います。 個展、グループ展、デパートなどでの万華鏡展など、いろいろな場所、様々な企画で万華鏡が紹介されていました。 作家さんの創る万華鏡を実際に見ていただくことができる機会が増えることは嬉しいことです。
アメリカで起こった"万華鏡ルネッサンス" Kaleidoscope Renaissance の流れが日本にも届き、その後、作家さんの数もずいぶんと増えました。 そのことは、万華鏡が日本人の感性に合っているということを示しているのではないでしょうか。
単に数が増えただけではなく、作品に日本人らしい繊細さや優雅さ、あるいはイノベーションをみごとに表現なさっている作家さんたちが多いことに、改めて驚かされます。
子どもから大人まで楽しむことができ、自分で作ることもできる万華鏡の魅力の幅広さは素敵なことですが、さらに奥深い部分があるのです。 それは、作家さんがセンスとアイディアと技術を駆使して製作なさるアート作品としての万華鏡が生まれてきたことで、そのことを、もっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。
今年もブログを読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
万華鏡の魅力を言葉と写真でお伝えするのは難しいと日々思いながらも、自分の知ることのできたこの素晴らしい世界の一端を共有したくて書いています。
そして素晴らしい作品を製作してくださった作家の皆さま、本当にありがとうございました。
実物は私の言葉よりも多くのことを語ってくれると思いますので、機会がありましたら、万華鏡を作ってみたり、万華鏡展や万華鏡店に足を運んで、いろいろな万華鏡を覗いていただければ、幸いです。
その時の自分にピッタリな素敵な出会いがあるかもしれませんし、生活の中に万華鏡があることで、何か気持ちの持ち方も違ってくるかもしれません。 たかが万華鏡、されど万華鏡…です。
2014年が皆さまにとって、Happy colorsに満ちた良い年となりますよう、お祈り申し上げます。