コリア工房の万華鏡のトレードマークになっているのが、独特のオブジェクトたちです。いろいろな色のポリマークレイのオブジェクトは一つ一つ手作りで、立体的なので、映像も立体的に、くっきりと見えます。
上の写真の周りに映っている粒状の透明なオブジェクトもよく使われますが、水の泡のように見えて、透明感と柔らかい印象を映像に与えます。
横から明るい光を当てると、さらに鮮やかさを増し、表情が変わります。
色や形も特徴的ですが、映像そのものの変り方が何とも言えない魅力を持っていると思います。 写真では難しいけれど、オイルの中をゆったりと、おおらかに動くオブジェクトの感じが独特なんです。ちょっと筒を回しては止めて、オイルの流れにまかせて見ると、まるで生きているかのように、そしてこんな模様はどうですか?というように、次々と模様を変えて目を楽しませてくれます。オイルセルの万華鏡を創る作家さんは多いし、5ポイントというオーソドックスなミラーシステムですが、この個性はやっぱり際立っています。
コリア工房の“味”はデヴィッドさんから息子のマイケルさんにしっかりと引き継がれていくのですね。