早咲きの梅が見ごろだと新聞で読みました。梅の花の奥ゆかしい美しさを感じるこの作品は、中村明功さん、あや子さんご夫妻の作品です。手のひらサイズの作品を見ると愛着を感じ、心惹かれていつの間にか小さなコレクションになりました。日本の作家さんは、季節感を表現するのが上手ですね。器や飾り物など何気なく季節によって置き換えて楽しむ、そんな場所に万華鏡も置かれていたら素敵だなあと思います。たとえば梅の花の一枝を添えて。
和紙に描かれた梅の花の色合いに合わせて選ばれたガラスオブジェクトは外部デザインとしての重要な部分で、赤、白を中心に、万華鏡全体に統一感を感じさせるものですが、真っ白なオブジェクトというのが新鮮な印象でした。細くてくねくねと曲がっているバーナーワークによるオブジェクトも絡み合いそうでありながら、オイルの中を緩やかに動き、2ミラーシステムを通して見ると大きな曼荼羅映像となって変化します。光をたくさん通し、明るくやわらかい印象の映像です。
装飾はんだも細かく、その色も古風な感じに仕上げられているので、春の和歌を思いました。東風吹かば匂ひおこせよ梅の花・・・・万華鏡を覗いたときに思うことは人さまざま。作家さんの思い、見る人の思い、その時々の思い・・・いずれにしても心に響き、精神に働きかける万華鏡、優しい気持ちにしてくれる万華鏡などみんなに見てもらいたい、感じてもらいたいとますます強く感じるこの頃です。
このブログを書き始めてもうじき1年になります。読んで下さっている方々、応援してくださっている方々、ありがとうございました。
2月の初旬までしばらくお休みいたします。
和紙に描かれた梅の花の色合いに合わせて選ばれたガラスオブジェクトは外部デザインとしての重要な部分で、赤、白を中心に、万華鏡全体に統一感を感じさせるものですが、真っ白なオブジェクトというのが新鮮な印象でした。細くてくねくねと曲がっているバーナーワークによるオブジェクトも絡み合いそうでありながら、オイルの中を緩やかに動き、2ミラーシステムを通して見ると大きな曼荼羅映像となって変化します。光をたくさん通し、明るくやわらかい印象の映像です。
装飾はんだも細かく、その色も古風な感じに仕上げられているので、春の和歌を思いました。東風吹かば匂ひおこせよ梅の花・・・・万華鏡を覗いたときに思うことは人さまざま。作家さんの思い、見る人の思い、その時々の思い・・・いずれにしても心に響き、精神に働きかける万華鏡、優しい気持ちにしてくれる万華鏡などみんなに見てもらいたい、感じてもらいたいとますます強く感じるこの頃です。
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