マイケル・コリアさんの「テーマ・スピリット」の2つ目は「チェリー・ブロッサム」。日本人にはあまりにも馴染みのある愛すべき「桜」をマイケルさんはこんな風に万華鏡の筒に表現しました。 写真ではわかりにくいかもしれませんが、プラスチック製の筒には、単純にデザイン化した桜の枝と、そのシルエットを重ねた図案が描かれていて、ピンクのアクセントに対して静かな風景となっています。
この万華鏡のお薦めは特にその映像です。さまざまな形のピンク、白、薄紫など桜のイメージのオブジェクトに合わせて、ホログラムの細い糸が薄いベールをかけたように光の線となって映像の中で踊るのです。オイルセルの流れの中でのきらめきがとても素敵! 以前のスピリットにはなかった効果のあるオブジェクトのような気がします。 ちょっと季節外れですが、お楽しみください。