昨年12月に初個展を開かれた赤津純子さんの作品展ではオーソドックスなタイプのステンドガラスの万華鏡から、ユニークで独創的な作品まで、いろいろ見せていただき、このブログでも紹介いたしましたが、今日ご紹介するのは、とても凝った造りのテレイドスコープです。
模様の入った板ガラスをスランピングの技法で変形させ、縦長の合わせ貝の形に創り上げ、渦を巻くワイヤーで水晶球を留めてあります。その外観の通り、タイトルは「シェル」。透明な水晶球は貝のはいた泡のようにも見えます。いろいろな貝殻が並んできれいですね。
ガラス曲面の美しい表情に加えて、さらに側面には本物の貝殻とガラスを装飾はんだで繋げた凝ったデザインです。
ややテイパード(先細)に組んだ3ミラーシステムを通して、レンズの向こうの凝縮された景色が万華鏡模様になって映りこみます。
テレイドスコープは一般的にはあまりテーマを持たせることもなく、シンプルなデザインが多いので、「貝殻」というテーマを持ち、造形的な面白さを狙ったテレイドスコープというのも新鮮な印象を受けました。
模様の入った板ガラスをスランピングの技法で変形させ、縦長の合わせ貝の形に創り上げ、渦を巻くワイヤーで水晶球を留めてあります。その外観の通り、タイトルは「シェル」。透明な水晶球は貝のはいた泡のようにも見えます。いろいろな貝殻が並んできれいですね。
ガラス曲面の美しい表情に加えて、さらに側面には本物の貝殻とガラスを装飾はんだで繋げた凝ったデザインです。
ややテイパード(先細)に組んだ3ミラーシステムを通して、レンズの向こうの凝縮された景色が万華鏡模様になって映りこみます。
テレイドスコープは一般的にはあまりテーマを持たせることもなく、シンプルなデザインが多いので、「貝殻」というテーマを持ち、造形的な面白さを狙ったテレイドスコープというのも新鮮な印象を受けました。