私はいつもブログやオンラインショップでのご紹介がほとんどなのですが、先週末に「大磯うつわの日」というイベントに参加させていただき、国内外の作品をご紹介する機会に恵まれました。会場はギャラリーといってもいいようなモダンな家で、たくさんの光を取り込んで、万華鏡には最適な明るいスペースに置かせていただきました。ほかには陶器、木工、木の器、布小物、キルトなどの作家作品が展示され、いずれも生活の中にちょっとした楽しみをプラスできるような温かみのあるものばかりでした。 私も万華鏡がそんな風に楽しまれ、生活に彩を添えるものであってほしいと心から思いました。
一つずつ違う景色が見えること、普通の鏡とは違うこと、作家さんの作風、オリジナリティ、オイルが生み出す流れ、万華鏡の発明者、アート万華鏡の歴史などなど問われるままにお伝えすることができ、「きれい!」「こんなの見たことない!」「宇宙みたい!」と皆さんの声を聴けて、本当に素晴らしい経験ができました。 ご家族でいらっしゃってお子様にきれいだよって見せてあげるご両親、自分で覗ける小学生が繰り返し覗いていた様子、気になって次の日に再訪してお買い上げくださった方、じっくりとお好みの作品を探してくださった方、そんな方々に作家さんの思いが伝わるようお手伝いができたかなと思っています。
どんな反応があったか、その一部だけですがご紹介します。
これはランディ―&シェリー・ナップさんのパーラータイプの"The Evolver" です。 どっしりとした木工の作品で限定版の#1。
初めて見る方には、これが万華鏡?と思う形でした。オイルが入っているの?! 先端部を回して覗いてみると鮮やかでダイナミックな映像がオイルの流れとともに変化していく様子に驚かれていました。
ガラスジュエルのちりばめられたシリンダーを鍵穴からのぞくスー・リオさんの作品。ステンドグラスの飾り窓を見ているような美しい模様に感嘆の声が聞こえます。光のあふれたスペースだったので、光を受けて素晴らしい色合いが次々に生まれました。
香水のアトマイザーのように、空気を送って羽を飛ばし、それを鏡を通して見る”Feather and Leather”です。
パレッティ―夫妻は遊び心をくすぐる作品の数々で、覗く人に驚きと楽しさをプレゼントしてくれます。
見るのは羽。動かすのは空気。 こんなアイディアに皆さんびっくりでした。しかも映像はとてもきれいで楽しい。
いつもはどうやったらネット上で作品の魅力を知っていただけるか、苦労していますが、直接見ていただいたらすぐに共有できるものがあることに改めて感じ入りました。
お気に入りの万華鏡を身近に置いていただき、時々覗いて気分転換したり、癒されたり。 そして、周りの方に見せてあげたりできるよう、万華鏡のある暮らしを提案していきたいと思います。
素晴らしい数々の万華鏡。
極めた方ならではのチョイスです。出会われた方は幸せですね。
又お目にかかるチャンスまで。
ブログよませていただきますね
このブログを始めた頃は作家さんの創る万華鏡の情報が少なかったので、思いを込めて毎日のように書いていたことがありました。 以前のものを読み返すと懐かしい気持ちがよみがえります。