仙台市秋保に在住の万華鏡作家、佐藤元洋さんは、東北地方を襲った大震災でご自身も工房の窯に被害を受けながら、もっと被害の大きかった地域でつらい避難所生活を余儀なくさせられている人たちに、少しでも元気になってもらいたいと、万華鏡教室を開く準備を進めました。
ご自身でバーナーワークで作りためたガラスオブジェクトと、万華鏡キットを用意し、このような万華鏡を作ってもらおうという試みです。
佐藤さんのオブジェクトを入れると 映像もまた一味違う素敵な作品になりました。
19日から3日間、南三陸町の歌津、志津川、気仙沼の避難所になっている3箇所を訪ね、大人も子供も一緒に万華鏡つくりを体験。
皆さんわいわいと楽しそうに作っていたそうです。 佐藤さんの優しさに触れながら、ひとときでも夢中になることができたらよかったです。
出来た万華鏡をのぞいて、見せ合いっこ。 上手に出来たでしょうか?
これからも、この万華鏡を時々覗いてみてくださいね。 覗くたびに、まわすたびに、新しいものが生まれる万華鏡・・・きっと元気をもらえると思います。
(写真提供:佐藤元洋さん)