手紙
2007-07-24 | 読書

東野圭吾 文春文庫
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志
弟・直貴のもとには
獄中から月に一度
手紙が届く…
しかし
進学、恋愛、就職と
直貴が幸せをつかもうとするたびに
「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実
人の絆とは何か
いつか罪は償えるのだろうか
考えさせられる作品です
直貴が勤める会社の平野社長

言葉が実に・・・
被害者と加害者
たとえ裁判で決着がついても
そこで終わりじゃないんだよね
当事者だけでなく
周囲の人間をも巻き込んで
その重荷を背負って行かなきゃいけない
過酷な日々が続く・・・
考えさせられます


