以前から
気にはなっておりましたが
毎回
素通りしてしまっていたのが
こちら
真言宗智山派 総本山智積院
でございます
東大路通り沿い
三十三間堂の目と鼻の先
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/eb/00f29e7a8887d4d8e6ba80768adf57fa.jpg)
障壁画「桜図」
まずは収蔵庫へ
こちらでは
長谷川等伯らによって描かれた
金碧障壁画「桜図」「楓図」
「松に立葵図」「松に秋草図」を
拝見することが出来ます
周囲に佇む草木の繊細な揺らぎが
力強い巨木と一体になってます
巨木の
しなやかな曲線がこれまたいい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/41/24df25e1bb1cb257ffef4389b34e548e.jpg)
障壁画「楓図」
収蔵庫貸切状態!
四方を豪華な障壁画に囲まれて
なんとまぁ~贅沢な時間なの!?
あんなに
マジかに堪能出来るとは…
いいんでしょうか
防犯カメラは
当然設置されているのでしょうが
監視員さんが側にいなくいいの?
そしていよいよ
講堂から大書院へ向います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/95/86e51e7d7e07268492bd235c5559686c.jpg)
障壁画「松に立葵図」
流石
真言宗智山派・総本山
総てが立派でした
下世話な言い方をすれば
相当、儲けてそう~
手入れの行き届いてたお庭
何処もかしこもピッカピカです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/0f/257f757077017ef3da74eb6b204ff316.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/41/1dc967403f5d9cdb07a6d9b1471b48aa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/5c/3adca69aa882157f2babdd1b0ff4ae55.jpg)
灌頂道場や各種研修の道場として使用している「講堂」
この日は
何かの法会があるらしく
袈裟を身に付けた方々が数十人
大書院にぞくぞくと集結
何やら厳粛な雰囲気…
小生は
まず講堂の周辺を歩き回っておりました
ところが
何処からともなく
カランコロンと云う下駄の音が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/43/4fd829236e7844325ca8e8e7e19b9654.jpg)
なんと
大書院を出た僧ご一行が
講堂周囲の廊下を歩き始めたのです
その脇を
立ったまま見過ごすのも
気が引けて
通る度に正座して待機
視線をそこへ向けたらよいものか…
先へ進もうにも
一体何グループあるんだ!
とばかり次から次へと
前方から
カランコロンとやって来る集団
進んでは戻り
進んではまた逆戻りと
なかなか
大書院にたどり着けませんでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/d5/b7bb038d3e81d2ba5032e621df502d8c.jpg)
大書院
その昔
国宝の障壁画が飾られていた
こちらの大書院
今も綺麗な障壁画が庭の美景に負けることなく
相対峙しておりますよ~
庭園の池が
平安期の寝殿造りの釣殿のように
書院の縁の下に
入り込んでいるのが特徴的です
拝観客がいない事を確認後
しっかり覘かせて頂きました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/7a/9e3b9a0b4d5c490f6597df743402bcb8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/cc/8186a47f3d67611d5b5de273fc6a2b0e.jpg)
「利休好みの庭」と伝えられる庭園は
豊臣秀吉公が建立した
祥雲禅寺(智積院の前身のお寺)時代に原形が造られ
その後
智積院になってからは
第七世運敞(うんしょう)僧正が修復し
東山随一の庭と言われるようになったそうです
築山・泉水庭の先駆をなした
貴重な遺産といわれ
中国の盧山を象って土地の高低を利用して築山を造り
その前面に
池を掘るとともに
山の中腹や山裾に石組みを配して変化を付けています
「智積院HP(諸堂案内)」より
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/46/e20c48da108faf730fb727d85dd87dc5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/2e/f38bf0fb366310b55885fdb8bfefa95e.jpg)
こちらは穴場です
家が真言宗を信仰されておられる方は
何かにつけて
足を運ばれることも多々あるかと存じますが
小生のような
一般の素人観光顧客には
馴染みのないお寺でしたが
お庭にしても障壁画にしても
勿論
御本尊にしても
見ごたえ十分かと思われます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/04/1bf5e2f433b46d4841873ca810708809.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/45/45ff3b40194287b8a0a161b1aebf4429.jpg)
真言宗中興の祖、興教大師覚鑁のご尊像を安置する密厳堂
国宝の障壁画に
雅さを求めるも好し
広い敷地に
悠然と佇む智積院の境内を散策するも好し
庭の優美な景観と静けさに
暫し心をゆだねるも好し
気にはなっておりましたが
毎回
素通りしてしまっていたのが
こちら
真言宗智山派 総本山智積院
でございます
東大路通り沿い
三十三間堂の目と鼻の先
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/eb/00f29e7a8887d4d8e6ba80768adf57fa.jpg)
障壁画「桜図」
まずは収蔵庫へ
こちらでは
長谷川等伯らによって描かれた
金碧障壁画「桜図」「楓図」
「松に立葵図」「松に秋草図」を
拝見することが出来ます
周囲に佇む草木の繊細な揺らぎが
力強い巨木と一体になってます
巨木の
しなやかな曲線がこれまたいい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/41/24df25e1bb1cb257ffef4389b34e548e.jpg)
障壁画「楓図」
収蔵庫貸切状態!
四方を豪華な障壁画に囲まれて
なんとまぁ~贅沢な時間なの!?
あんなに
マジかに堪能出来るとは…
いいんでしょうか
防犯カメラは
当然設置されているのでしょうが
監視員さんが側にいなくいいの?
そしていよいよ
講堂から大書院へ向います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/95/86e51e7d7e07268492bd235c5559686c.jpg)
障壁画「松に立葵図」
流石
真言宗智山派・総本山
総てが立派でした
下世話な言い方をすれば
相当、儲けてそう~
手入れの行き届いてたお庭
何処もかしこもピッカピカです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/94/19f7a06356de6ecc0d3095634e4fae88.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/0f/257f757077017ef3da74eb6b204ff316.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/41/1dc967403f5d9cdb07a6d9b1471b48aa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/5c/3adca69aa882157f2babdd1b0ff4ae55.jpg)
灌頂道場や各種研修の道場として使用している「講堂」
この日は
何かの法会があるらしく
袈裟を身に付けた方々が数十人
大書院にぞくぞくと集結
何やら厳粛な雰囲気…
小生は
まず講堂の周辺を歩き回っておりました
ところが
何処からともなく
カランコロンと云う下駄の音が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ca/d010a6716ed9652c62ec6cc6d071ecb2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/43/4fd829236e7844325ca8e8e7e19b9654.jpg)
なんと
大書院を出た僧ご一行が
講堂周囲の廊下を歩き始めたのです
その脇を
立ったまま見過ごすのも
気が引けて
通る度に正座して待機
視線をそこへ向けたらよいものか…
先へ進もうにも
一体何グループあるんだ!
とばかり次から次へと
前方から
カランコロンとやって来る集団
進んでは戻り
進んではまた逆戻りと
なかなか
大書院にたどり着けませんでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/d5/b7bb038d3e81d2ba5032e621df502d8c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d8/a4a76d5d552da34be00a0a45ad070ad9.jpg)
大書院
その昔
国宝の障壁画が飾られていた
こちらの大書院
今も綺麗な障壁画が庭の美景に負けることなく
相対峙しておりますよ~
庭園の池が
平安期の寝殿造りの釣殿のように
書院の縁の下に
入り込んでいるのが特徴的です
拝観客がいない事を確認後
しっかり覘かせて頂きました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/7a/9e3b9a0b4d5c490f6597df743402bcb8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/cc/8186a47f3d67611d5b5de273fc6a2b0e.jpg)
「利休好みの庭」と伝えられる庭園は
豊臣秀吉公が建立した
祥雲禅寺(智積院の前身のお寺)時代に原形が造られ
その後
智積院になってからは
第七世運敞(うんしょう)僧正が修復し
東山随一の庭と言われるようになったそうです
築山・泉水庭の先駆をなした
貴重な遺産といわれ
中国の盧山を象って土地の高低を利用して築山を造り
その前面に
池を掘るとともに
山の中腹や山裾に石組みを配して変化を付けています
「智積院HP(諸堂案内)」より
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/46/e20c48da108faf730fb727d85dd87dc5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/2e/f38bf0fb366310b55885fdb8bfefa95e.jpg)
こちらは穴場です
家が真言宗を信仰されておられる方は
何かにつけて
足を運ばれることも多々あるかと存じますが
小生のような
一般の素人観光顧客には
馴染みのないお寺でしたが
お庭にしても障壁画にしても
勿論
御本尊にしても
見ごたえ十分かと思われます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/04/1bf5e2f433b46d4841873ca810708809.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/45/45ff3b40194287b8a0a161b1aebf4429.jpg)
真言宗中興の祖、興教大師覚鑁のご尊像を安置する密厳堂
国宝の障壁画に
雅さを求めるも好し
広い敷地に
悠然と佇む智積院の境内を散策するも好し
庭の優美な景観と静けさに
暫し心をゆだねるも好し