前に地形風のことを少し書きましたが、別に局地風という呼び方もあります。この「局地」の範囲をごく身近なところに見出すとすれば、私の場合は「我が家の庭」ということになり、そこには樹齢17年のセイントクレストという名の大木が立っていて、西寄りの風にはかなり敏感に反応してくれます。
実は、家を新築した時、こいつを事務所の南の、まさにネコの額ほどのスペースに植えたのは単なる思い付きで、家内がどこかからもらってきた50cmほどの苗木を、捨てるのはかわいそうなのでチョイと置いてみた・・・くらいのものだったのですが、その成長の凄まじいこと・・・数年経たないうちに一階の窓を超え、そのうち二階のベランダに達し、ついに屋根を追い越すほどまでになってしまったものです。
そのたくましさはただ驚くばかりで、数年前の台風の折に大西風に吹き唐ウれて、上部3mほどを失っても枯れることなく、再び屋根に手を伸ばした状態になっています。
何ごとも自然に任せるのが好きな私は、この生命力の固まりみたいな植物に全く何の手入れもせずに放ってあるのですが、これがスズメの止まり木になったり、時に土鳩の巣になったり、ハチやトンボやチョウの憩いの場になったり、あちこちクモの巣をまとったり・・・と、どれだけ多くの生命(いのち)たちの助けになっていることか・・・「一本の木」の持つ意味をいろいろ教えてくれてもいるのです。
私がここで「風の匂い」・・・という言葉を使うときは、単に天気図や経験上の推測によるものだけでなく、実際、この木が発する刺激的な香りにもよっている・・・ということをちょっと記しておこうと思います。
さて、今日は昼前から「西風の匂い」がし始めたので、冷凍物のスパゲティをチンして塩屋まで・・・ほんのり暖かい南西風が最大5mほど。当然19??。逆潮で、上りばかりの辛抱の走りを少し。明日の西風を期待ながら3時ごろには帰途に着き、本日のメタボ対策は終了です。
※画像→私はラムエアを下降ろしする場合、このように少しでも草地があればなるべくそこに降ろすようにします。これには理由があって、カイトの繊維が傷みにくいということと、草地を這う風は小さなローター(渦)を無数に生んで上からカイトを抑えてくれたり、ウィンド・グラジェント(地面との摩擦で風速が落ちること)の効果が大きくなったりするからです。
実は、家を新築した時、こいつを事務所の南の、まさにネコの額ほどのスペースに植えたのは単なる思い付きで、家内がどこかからもらってきた50cmほどの苗木を、捨てるのはかわいそうなのでチョイと置いてみた・・・くらいのものだったのですが、その成長の凄まじいこと・・・数年経たないうちに一階の窓を超え、そのうち二階のベランダに達し、ついに屋根を追い越すほどまでになってしまったものです。
そのたくましさはただ驚くばかりで、数年前の台風の折に大西風に吹き唐ウれて、上部3mほどを失っても枯れることなく、再び屋根に手を伸ばした状態になっています。
何ごとも自然に任せるのが好きな私は、この生命力の固まりみたいな植物に全く何の手入れもせずに放ってあるのですが、これがスズメの止まり木になったり、時に土鳩の巣になったり、ハチやトンボやチョウの憩いの場になったり、あちこちクモの巣をまとったり・・・と、どれだけ多くの生命(いのち)たちの助けになっていることか・・・「一本の木」の持つ意味をいろいろ教えてくれてもいるのです。
私がここで「風の匂い」・・・という言葉を使うときは、単に天気図や経験上の推測によるものだけでなく、実際、この木が発する刺激的な香りにもよっている・・・ということをちょっと記しておこうと思います。
さて、今日は昼前から「西風の匂い」がし始めたので、冷凍物のスパゲティをチンして塩屋まで・・・ほんのり暖かい南西風が最大5mほど。当然19??。逆潮で、上りばかりの辛抱の走りを少し。明日の西風を期待ながら3時ごろには帰途に着き、本日のメタボ対策は終了です。
※画像→私はラムエアを下降ろしする場合、このように少しでも草地があればなるべくそこに降ろすようにします。これには理由があって、カイトの繊維が傷みにくいということと、草地を這う風は小さなローター(渦)を無数に生んで上からカイトを抑えてくれたり、ウィンド・グラジェント(地面との摩擦で風速が落ちること)の効果が大きくなったりするからです。