庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

孤独 ソロー

2012-05-05 23:36:00 | 拾い読み

I love to be alone. I never found the companion that was so companionable as solitude.
 -Henry David Thoreau


私は一人でいることを好む。孤独ほど気の合う仲間を持ったことがない。
 - ヘンリー・デビッド・ソロー

ソローが19世紀の中頃、アメリカ東部のコンコードの森で一人2年4ヶ月を過ごしながら書いた、あの名著"Walden:or, the Life in the Wood"『森の生活』には、他にも味わい深い洞察がワンサカ出てくる。

これは『孤独』の章の一文で、この前後を飯田実の末ゥら引用すると、「私は、大部分の時間をひとり過ごすのが健康的だと思っている。相手がいくら立派でも、人と付き合えばすぐに退屈するし、疲れてしまうものだ。私はひとりでいることが好きだ。孤独ほど付き合いやすい友達に出会ったためしがない。われわれは自分の部屋にひき篭もっているときよりも、外で人に立ちまじっているときのほうが、たいていはずっと孤独である」・・・となる。

たぶん生来的に大勢で群れることが苦手な私も、彼の洞察に深く共感する。だだ一人で心静かに向き合うことなくして、大自然がその深奥の秘密を現すことはまずない。

そして、その神秘の片鱗に少しでも触れた者は、人間社会のあちこちで避けることができない大小の集団の喧騒がたいてい陳腐なものであり、本来の自分の本来の幸福にとってほとんど意味を持たないものであるということに気が付く。

すぐれた登山家が単独で山に登り、海をよく知るヨット乗りが一人で大海原に出かける動機の一つもこの辺りにあるのかもしれない。 

私は森の中で暮らしたことはないが、これまでの限られた自然界との付き合いの中で、そのような経験が何度かあった。そして、その一種不思議な感覚体験は、その後の自分の生き方を深い部分で方向付けているように思う。 

また気が向いたときに書く。


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別府キャンプ

2012-05-05 08:13:00 | 海と風
本年初のキャンプ。昨日の別府は北東風本流が地上に届くことなく、3時過ぎからIやん、M君一家と晩飯一杯モード。夜は浜中の流木ゴミを集めて盛大なキャンプファイアー、バーベキュー。よく飲んだo(^▽^)o 

寝床は、こないだリアシートを取っ払って幾らかキャンヒングカー仕様にした車内泊で熟睡。

今朝は天気晴朗。予想通りの西風、現在のところ7m前後。時刻はまだ8時だ。M君はすでに走る気満々(^^;;。私は昼前までゆっくりして、今日もゆったり走る予定。


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