庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

自作ボードの記録

2010-11-11 20:43:00 | 海と風

ブログ管理もシンプルなほど楽なので、数年前、他所に載せていたカイト関係の記事をこちらに移植することにしました。今回はボード自作初期の記録です。
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この3月からカイトサーフィンにはまっている。1年ほど前からネットで年代物を手に入れてボツボツ練習はしていた。カイトは陸上では何度落としても上げなおすことができるが、私が手に入れた古い16平米は海で一度落ちたらどうにもならない。これでは話にならんわ・・・ということで、足踏み状態が続いていた。080803_1315~01.jpg

今年に入って、知り合いのショップのマスターが、最新の道具一式を貸してくれることになった。その扱いの楽なこと。何回か練習したら適正風が分かってきたので、カブリナの最新作15??を注文した。程よい風で使ってみた。驚いた。一発で乗れてしまうではないか。海上でのリランチ(上げ直し)もほとんどオートマチックだ。アップの取り方は基本的にウィンドサーフィンと同じなので苦労することもなかった。

問題は板・・・ウィンドでは短いボードのことを板と呼ぶことが多いが、カイト用の板はほんとに板そのものだ。借りている板は微風用のもので157cmもある。強風下でカイトに余裕があっても、板が跳ねて苦労を感じることが多くなった。

短い板の購入も考えたが一本10万は安い買い物ではない。これは消耗品のカイトの方に回す方が賢明だろう・・・ということで、自分で作ってみることにした。FRPの積層はウィンドで慣れている。芯材のシェイプも桐材なら楽だろう。7月に入って時間を見つけながらコツコツ楽しんだ。130cm×38cm。ペイントの順番を間違えてあんまりきれいな出来ではないが、今日でほぼ完成した。882017054_33.jpg

多少の工夫はボトムをクアトロコンケーブにしたこと。フィンの芯材にヒノキを使ったこと。デッキパットはダイソーの300円サンダルだ。あとストラップをねじ止めして、フィンに色を付けたらおしまい。882017054_183.jpg
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2枚目の板を作っている。138cm×45cm。1枚目は強風用にと試作したものだが、ペイントの要領を間違えた上に、ロッカー量が足りなくてあんまり良い出来ではなかった。それでも、とりあえずは使えるものになったので、最初の一枚としてはまずまずとしよう。

今回のは少し大きめの板。というのは、先日、ジャンプしたらリーシュが切れて微風用の板を流してしまったのだ。借り物のスリングショットはとても乗りやすくて気に入っていた。しかし、丈夫に作ってあるのでいささか重かった。

量産用でなければもっと軽くできるはずだし、もう少し薄くして板に「しなり」を持たせてロッカーを「可変」にすれば、より広い風域で使えるものになるはずだ・・・と考えた。917598724_184.jpg
フォームのシェイプは終わっている。今回のボトムは極めて浅いシングルコンケーブにしてある。ロッカーは浅めに仕上げるつもりだ。フィンは桧にFRPをコーティングしたもので充分実用に耐えることが分かったが、今回はFRPだけで整形した。

天気が回復したら、クロスをかけて上下3回塗りで仕上げる予定。
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昨日はデッキの、今日はボトムのクロスがけに入った。今回は同時に板にロッカーを付けるために5kgの鉄アレイを2個使う。 921887291_115.jpg
デッキが固まっても板の反発力で幾分元に戻るので、ボトムの作業では前後両サイドに鉄アレイを置いて適当なロッカー量を確保する。

このクロスがけの具合で出来上がりの大半は決まる。ともかくエアが入らないように、樹脂が均一に貼付されるように細心の注意を払う。

このまま一日置いて、明日から2層目を同じノンパラ(パラフィン無し)の樹脂で積層し、3層目はインパラ(パラフィン入り)の樹脂を積層した後にサンディングで仕上げる。

表裏1層ごとに2日かかるから、3層仕上げだと終了まで一週間ほどはかかる。作業場にしているガレージは時計草で鬱蒼としている。涼しいのはいいが、蚊のたまり場になっていて、ここのところ、毎日10回は彼らの餌食になっている。
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表裏の積層2層目が終了した。これでノンパラ樹脂の使用は終わって、3層目はインパラ樹脂で仕上げることになる。 923837925_159.jpg
今回はデッキパットに市販のゴムマットを使うので、土踏まずの部分に薄いカマボコ型の木材を貼り付けてみた。これでフットの固定も多少良くなるだろう。ついでに取っ手もくっ付けておく。

クロスは板に合わせてざっと切り取るが1cmほどは残しておく。これがサイドレールの仕上げの時に必要となる。こうして見ると、塗装なしの木目模様もそう悪くない。次回は透明樹脂で作ってみようか・・・と考えている。

おまけは今朝のパーム・・・もうじき一歳。この夏は海で泳ぎも覚えて、かなり大人の顔つきになりました。db03f13c.jpeg
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カイトの板・・・今朝、2枚目が完成した。138cm×45cm。今回は着色なしのクロス一枚、樹脂三層で、仕上げのサンディングは少し丁寧に900番まで使って行った。最初の一枚よりは幾分きれいな出来になったと思う。

ロッカーを固定するのに随分苦労して、画像のようなものを考案したのだが、これが瓢箪(ひょうたん)から駒で、結果的に可変ロッカーシステムになった。 932782498_109.jpg
これで、微風・平水面から強風で荒れた海まで幅広く使えるだろう。このシステムはこれから作るつもりのさまざまな板に採用して、どのような板にどのようなロッカーが適しているかデータを積み上げて行くつもりだ。 932782498_198.jpg
少し休んで、3枚目はスピード重視のガンタイプを一枚作ってみたいと考えている。
 




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疲労度

2010-11-10 10:38:00 | 海と風
101110-1.JPG101110-2.JPG朝と夜の天気図です。北海道沖の低気圧はまだ強いですが東シナ海の高気圧が、どちらかというと南寄りに移動してきているので、今日中に穏やかな天気になる・・・つまり昨日からの冷たい西風も目に見えて弱まっていくでしょう。

お昼時に満潮で、なかなか近在しない塩屋の水たまりフラットで少し飛んでくる予定です。

本日の結果・・・昨日と打って変わって暖かい西の弱風、それでも6~7mのブローが入ることもあり、19平米でそれなりに楽しくメタボ・トレーニングをこなして来ました。GPSのログを見ると、総移動距離が28kmにもなっている!なるべく楽をするように心がけていることは前に書きましたが、さて、カイトの運動量は一体どれ位なのでしょうか?

疲労度は感覚的にはウィンドサーフィンの半分くらい、自転車よりは小さく、歩くよりは大きいような気がします。使う筋肉は圧涛Iに下半身と背筋、ジャンプすると腹筋と多少の上腕筋・・・しかし、この疲労感はやはり、まことに爽快なものであります。IMGP0227s50kb.jpg

101110s-g.JPG101110s-kasi.JPG


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大西風

2010-11-09 10:55:00 | 海と風
2958286a.JPG
今朝の天気図と塩屋定点カメラからの様子です。いわゆる大西(風)・・・近くにある松山空港のアメダスでは先ほどの風速が15mになっているので、トップブローは20mを超えているでしょう。河口水溜りサイドの砂州がこれほどまで海水に洗われているのを私は初めて見ました。カイトでは、かなりの覚悟がない限りまず何もできない状況です。

それでも、私は昼からまたメタボ・トレーニングに出かけるつもりではいますが・・・^^;;
GetOneShot.jpg

さて、今日の結果・・・風が収まるのを期待して2時前に現着。仕事が臨時休みになったM君も来ていました。30分ほど様子見しているうちに少しずつ落ち着いてきたので、5??カイトで練習開始。こないだからのカイトの挙動不審の原因も分かり、10mを超える風の下でも充分楽しめたと思います。(ちと寒かったけどね^^;)

私はやはり10平米の出番で、いつものようにランチしたのですが、センターのリーシュラインが左のフロントラインにからまっているのが見えます。カイトの動きには別段の支障なしと判断して波高2mを超える海の中へ・・・走りながらカイトを深く振るとちょっと挙動がおかしい・・・しかしまあ気にするほどのことはない・・・と、1レグ往復で波質などをつかんで、さて、良い波を探しに行こうと2レグ目に入ったしばらく後、1m余りのダンパーに当たったので少し飛んでみました。

私は10mを超える強風下の大波を使ったジャンプにはまだまだ慣れていません(ウィンド時代はこれが楽しくて仕方なかったんですが・・・)。空中で体が半回転したところで着水。その直後、ブチっと嫌な音と共にカイトも回転しながら着水。「あら、また切れたなぁ^^;」とバーに目をやると、よく目立つ右の緑のコントロールラインがなくなっている!

こんなことは普通考えられないことで、原因はまだよくは分かりません。ただ、着岸してからチェックしてみると、こないだ付け替えた右フロントラインも同じ辺りで切断している。今回はバーから数十センチの位置・・・ということは、2つのラインが何らかの理由でこすれ合って切れた可能性が高い・・・とすると、空中で回転した時に2本が奇妙な干渉をし合ったのではないか・・・というのが現在のところの私の推測です。どちらにしても、この種のラインは繊細なものなので、この際だからカブリナの予備ラインも使って、そっくり全部付け替えてやることにします。

それと、こういうことはサイズの小さいカイトほど起こりやすいのではないかとも思います。一つは使用環境の問題、次にジャンプ時の失速から回復に伴うオーバーロードの問題、それに近年10kgも増加した私の体重と翼面加重の深刻な関係・・・^^;;

それにしても、寒い中海に飛び込んでくれたM君、波打ち際でヘルプしてくれたF君、Y君・・・ありがとう^^!おかげで、今日の状況なら強烈なビーチブレイクで多少とも損傷を免れなかっただろう10??も、ウィークリンクの数本を別に全く無傷でした。

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風の匂い

2010-11-08 21:22:00 | 海と風
前に地形風のことを少し書きましたが、別に局地風という呼び方もあります。この「局地」の範囲をごく身近なところに見出すとすれば、私の場合は「我が家の庭」ということになり、そこには樹齢17年のセイントクレストという名の大木が立っていて、西寄りの風にはかなり敏感に反応してくれます。

実は、家を新築した時、こいつを事務所の南の、まさにネコの額ほどのスペースに植えたのは単なる思い付きで、家内がどこかからもらってきた50cmほどの苗木を、捨てるのはかわいそうなのでチョイと置いてみた・・・くらいのものだったのですが、その成長の凄まじいこと・・・数年経たないうちに一階の窓を超え、そのうち二階のベランダに達し、ついに屋根を追い越すほどまでになってしまったものです。

そのたくましさはただ驚くばかりで、数年前の台風の折に大西風に吹き唐ウれて、上部3mほどを失っても枯れることなく、再び屋根に手を伸ばした状態になっています。

何ごとも自然に任せるのが好きな私は、この生命力の固まりみたいな植物に全く何の手入れもせずに放ってあるのですが、これがスズメの止まり木になったり、時に土鳩の巣になったり、ハチやトンボやチョウの憩いの場になったり、あちこちクモの巣をまとったり・・・と、どれだけ多くの生命(いのち)たちの助けになっていることか・・・「一本の木」の持つ意味をいろいろ教えてくれてもいるのです。

私がここで「風の匂い」・・・という言葉を使うときは、単に天気図や経験上の推測によるものだけでなく、実際、この木が発する刺激的な香りにもよっている・・・ということをちょっと記しておこうと思います。IMGP0221s50kb.jpg

さて、今日は昼前から「西風の匂い」がし始めたので、冷凍物のスパゲティをチンして塩屋まで・・・ほんのり暖かい南西風が最大5mほど。当然19??。逆潮で、上りばかりの辛抱の走りを少し。明日の西風を期待ながら3時ごろには帰途に着き、本日のメタボ対策は終了です。IMGP0220s50kb.jpg

※画像→私はラムエアを下降ろしする場合、このように少しでも草地があればなるべくそこに降ろすようにします。これには理由があって、カイトの繊維が傷みにくいということと、草地を這う風は小さなローター(渦)を無数に生んで上からカイトを抑えてくれたり、ウィンド・グラジェント(地面との摩擦で風速が落ちること)の効果が大きくなったりするからです。

101108s.JPG


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雨上がり

2010-11-07 17:49:00 | 海と風
今日は2週間ぶりにM君の練習日。気圧の谷が思ったより早く通過してくれたのでしょう、昼前から雨も上がり空も明るくなった堀江海岸は3mちょっとの北東風が入ってくれて、体重の軽い彼がラムエアの12平米を初めて扱うにはまず理想的な条件です。
IMGP0219s50kb.jpg
空の生活では欠かせない無線機をウェットに装着して、約半日、最終的には緩やかなループまでこなしたのは、彼の素質を感じ取るに充分でした。かなり密度の濃い地上練習になったと思います。これで、近いうちに海で板をはける風になっても、そう案ずることもないでしょう。

私も19平米で地上練習・・・というよりも、そもそもカイトの世界は海上でも陸上でも、場合によっては空中にいても、存分に楽しめるものなのです。

101107h-ms50kb.jpg
帰りがけにやって来たIやんともお話し・・・彼のノーマルジャイブの華麗さ(ちょっと言い過ぎかもしれんけど^^;)は、私の目標の一つであります。

WS000001.JPG


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秋晴れ

2010-11-05 16:47:00 | 海と風
大気の澄み渡った秋の夕暮れ時ほど、人を感傷的に、また思索的にする環境も少ないでしょう。私も四季それぞれの良さを知っている民族の一人ですが、本格的な寒さがやってくる前の、晩秋の一時期は特に好きです。この季節の空の深さと夕日の美しさは、容易に形容できないような気がします。IMGP0216s50kb.jpg
さて、今日も昼から気分転換に堀江海岸へ・・・天気が良すぎてあまりに穏やかな海風が3m足らず・・・これでは海に出るわけにはいきません。19平米を広げ、フルスーツを着たまま、ラインチェックをしたり、F君と色々とお話しの時間・・・風がなくても、この季節は気持ちの良い海岸です。
101105h.JPG



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軽い風

2010-11-04 17:47:00 | 海と風
昼過ぎからちょっと別府まで。ここは松山の自宅から40分ほどかかるので、確実に吹いてることが分からない限り、“ちょっと一乗り”というような気分にはなりにくいエリアなのですが、昨夜は遅くまでPCに張り付いていたせいか、目と頭が疲れているような気がして、気分転換にでも・・・と。IMGP0215s80kb.jpg

今朝の天気図を見た限りでは、このエリア特有の西風もあんまり期待はしてなかったのですが・・・やはり・・・ここだけ5mほどの軽い風が入っていました。※逆潮の中、ほとんど上りで1時間ほど。海・風は神経の疲れには最高の良薬なのかもしれません。

※逆潮(さかしお)・・・順潮(じゅんちょう)の反意語で、船の進行方向にかなわない潮向きのこと。順潮は順調の語源でもあるようです。

F君と併走しながら撮った写真を1枚。

↓はいつものログ。ガーミンで残し始めたグラフはかなり滑らかで、不自然な突出などがないところを見ると、0.5秒間隔測定の1秒間隔プロットというのは正しい情報のようです。

101104b.JPG


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別府

2010-11-03 15:59:00 | 海と風
今治に用ごとができたこともあり、昨日は久々の別府・・・10mほどの西風が時折南西にシフトしながら吹き抜けていました。岬の先端に位置する、この100mほどの小さな砂浜は、今年の春から割と足しげく通い始めたエリアで、この夏はほんとうにお世話になりました。しかし、漂流ゴミや投棄ゴミでかなりひどい状態になっています。H君に習って、私も近い内に少し海岸清曹キるつもりです。
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前日切れた10平米のフロントラインは、やはり気にかかっていた結び目のキンク(折れ曲がる意)部分から切断してしまうので、以前使っていたスリングショットのバーから頂いたラインで右側全部付け替え、ついでに5cmほどピッチを下げて一安心というところです。

修理が完了した頃、ウィンドのIさんが来て2人で少し走りましたが、風速に比して風力が足りないような感じ・・・水温が異常に高いからかなぁ・・・などとお話ししながら終了。

ケツの真ん中に空いていたフルスーツの穴を修理↓・・・もうちょっと見栄え良くサンディングするつもりではいますが・・・これまた、お洒落なY君に笑われそうです^^;
b-1.jpg


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塩屋か別府か

2010-11-02 10:18:00 | 海と風
今朝の天気図です。きれいな西高東低。等圧線が四国付近で湾曲しているので、昨日より西に寄ったそこそこの強風になるでしょう。昼から、波を選んで塩屋に行くか風を選んで別府に走るか・・・ちょっと迷っているところです。

101102t.JPG海では古い付き合いのF君(この夏から主な伴侶にしているFS・フライサーファーのラムエアも彼の影響なのですが・・・)に教えてもらった、このNINJAサーバーはファイルUPや編集が簡単なことなど使い勝手が良い上に、非常に軽く動き、空いた時間にちょっと一言・・・的な感覚で使えて助かります。私がこんなにマメにブログ記事を書くなんてことはここ数年来のことですから。

昨夜は、よく訪れる複数のエリアを、地図画像でどこか見やすい場所に表示しようとテンプレートを触っていたらめんどうなことになってきたので、新しいテンプレートに変更しました。これからも時に応じて気分転換しようと思います。

堀江とか塩屋とか別府とかモンチとか・・・寛太郎の出没エリア地図は近いうちにリンクか何かで表示できるようにする予定。


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塩屋海岸

2010-11-01 21:45:00 | 海と風
今朝の天気図です。

101101t.JPG北西風の匂いがしたので塩屋に出かけました。この海岸は西向きに開けていて、幾分遠浅ということもあり、北西??南西が吹くと、時に瀬戸内に似つかわしくないほど良い波が入ります。いつもは高知の大波と遊んでいる純サーファーが出没するくらいですから。

今日は到着後しばらく様子を見ていたら、2時頃から10m/s程度の北西風が波高2mほどのうねりを連れてやってきました。カイトは当然10??。今回はCラインを1cmほど延ばしてカンバーを若干深めに設定してみたのですが、どのピッチでもなかなか良い感じです。

逆潮ぎみだったので、きれいなスウェルは限られた海域のみでしたが、徐々に扱いなれてきた10平米で存分にサーフジャイブを味わうことができました。
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ただ、おしまいを間近にして右のフロントラインがブライドルの付け根から3cm辺りで切断・・・走行中にこういうことは初めて。中古で手に入れたものでもあり、ここはラインのこすれなどで最も痛みやすい部分なので、まあ仕方のないことであります。

ちょうど5cmほど伸びていたフロントラインを縮めてやろうと予定していたところ。とりあえずテグス結びでつないで様子を見てみようと思います。

(画像↑:波の具合が分かるでしょうか・・・このうねりと風の中で写真を撮るのはちょっと大変でした^^;)

それにしても、今日もまた西に落ちる夕日↓の美しかったこと・・・10年前、若干37歳・白血病で逝ってしまったウィンド仲間のS君や、50歳で亡くなった私と同年・パラ仲間Oさんのことを懐かしく思い出しながら帰途に着きました。

IMGP0209s80kb.jpg
 101101ss50kb.jpg


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