日本語は奇跡の言葉:水村美苗(小説家)
「やればやるほど英語嫌い」 小学校英語活動に異論続々
小学校の英語活動について、自分もどちらかと言うと否定的です。
そもそも何故小学校で英語を教えることになったのかというと、2002年度から始まった総合的な学習の時間で行うことの例として「地域・環境・福祉・国際理解」と示されたため、多くの学校がALTなどを使って英語活動に力を入れるようになったのです。全国的にほぼ英語を行っているという理由から、次の指導要領改定では英語が教科になるようですが、学校に丸投げされた「総合」で、一番やりやすかったのが英語だったのでしょう。
ところで、現在英語圏で働いている方々が小学校で英語を習っていたかというと、おそらくNOでしょう。現に自分の友人も、中学校の時は英語は苦手だったはずですが、現在海外でバリバリ2ヶ国語を話す仕事をしていますし、人間必要にかられればいつからでも勉強はできるものです。しかし、必要なのはやはり自国の国語をしっかりと話し、自国の文化を知っていることなのではないでしょうか。個人的には、英語を教える時間があるなら国語をしっかりとやった方が良いのではないかと思っています。
まあ、自分自身が苦手だったので、できればやりたくないと言うのが本音ですが(笑)
「やればやるほど英語嫌い」 小学校英語活動に異論続々
小学校の英語活動について、自分もどちらかと言うと否定的です。
そもそも何故小学校で英語を教えることになったのかというと、2002年度から始まった総合的な学習の時間で行うことの例として「地域・環境・福祉・国際理解」と示されたため、多くの学校がALTなどを使って英語活動に力を入れるようになったのです。全国的にほぼ英語を行っているという理由から、次の指導要領改定では英語が教科になるようですが、学校に丸投げされた「総合」で、一番やりやすかったのが英語だったのでしょう。
ところで、現在英語圏で働いている方々が小学校で英語を習っていたかというと、おそらくNOでしょう。現に自分の友人も、中学校の時は英語は苦手だったはずですが、現在海外でバリバリ2ヶ国語を話す仕事をしていますし、人間必要にかられればいつからでも勉強はできるものです。しかし、必要なのはやはり自国の国語をしっかりと話し、自国の文化を知っていることなのではないでしょうか。個人的には、英語を教える時間があるなら国語をしっかりとやった方が良いのではないかと思っています。
まあ、自分自身が苦手だったので、できればやりたくないと言うのが本音ですが(笑)