(株)カプロラクタム-blog

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ヒッグス粒子

2011年12月14日 | Weblog
追跡かわし続けた「神の粒子」、ついに痕跡発見
光速を超えたらしいニュートリノといい、今年は素粒子がアツイですな。

学生の頃は宇宙と宗教とバスタード(笑)にはまっていたので、当然この「ヒッグス粒子」と言う言葉は知っていました。ただ、今ではもう説明できるほど知識があるわけではないのでアレですが・・・今でこそE=mc^2つまりエネルギー(E)と質量(m)は等価(光速の二乗にに比例)であり、その理論から今話題の原子力発電が生まれているわけですけど、ビッグバンの直後はそうでもなく、とにかくエネルギーだけが存在していた時代だったそうです。逆に言えば、質量があったら今ある全ての物質が僅か1cm四方に押し固められていた状態なんて想像できませんしね。その後、宇宙誕生から0.0000000001秒という時間が過ぎたとき、冷やされた水が急に氷に変わるような現状「相転移」が起こり、その際に宇宙に満ちたヒッグス粒子と他の物質が結びつき、今の質量を持った物質が生まれた、ということです。これは、電磁力と弱い力の統一を図った「ワインバーグ・サラム理論」から提唱されたもので、今回このヒッグス粒子の存在が確認されたことで、その理論が証明され、アインシュタインが生涯かけてなしえなかった「大統一場理論」に一歩近づく発見であるわけです。

おそらく、次回のサラリーマン川柳はこのヒッグス粒子で満たされることでしょう。質量を生んだ素粒子・・・ネタが満載ですな。