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七五三

2012年11月11日 | 時事
晴れ着姿の子ども、地域の「希望」 被災地で七五三
独身男性には最も縁遠い言葉の一つ(笑)ですが、流石に一年生を受け持っていると、この話題にも思うところがあります。

本来は11月15日か、その近辺の休みに祝う行事ですが、寒くなる季節なので、最近はちょっと早めに行う感じのようです。そんなわけで、先週は宝物のスピーチでその時の写真を持ってきて話す子がちらほらいました。まあ、主に三歳は男女ともに祝いますが、五歳は男児、七歳は女児と決まっているので、写真を持ってくるのは女の子なのですが、最近の写真スタジオというのは本当に色々な衣装やアイテムを使って撮るようで、感心してしまいます。

七五三はお宮参りやお食い初めなどと同様、子どもの健やかな成長を祝う行事です。そもそも昔は衛生状態も栄養も医療も乏しい中でのことなので、赤ちゃんが無事成長することは今ほど簡単ではありませんでした。死産及び乳児死亡率・幼児死亡率を合わせても、現在は1%程度であるのに対し、100年前は30~40%にも上っていたのですからね。子どもが5人できても、うち2人は5歳までに死んでしまうのが普通だったわけです。
そのため、「7つまでは神のうち」として、もし我が子が死んでしまっても、「神様にお返しする運命だったのだ」と慰めに用いられていたそうです。つまり、3歳、5歳、7歳という節目を迎えられることは、おうちの人にとって非常に有難く喜ばしいことだったので、神様から自分のうちの子として認められたことを感謝したのが、「七五三」の風習です。だから長寿を祝う千歳飴を食べるわけですね。

まあ、そんな話を1年生に分かるように話したわけですが、飴のくだりまで来ると一瞬で味の話に飛んでしまいました(笑)マズイっていっちゃいけません!オイシクナイと言いなさい!