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囲碁7冠再挑戦

2017年07月28日 | 時事
井山6冠、7冠に再挑戦へ=囲碁
史上初の囲碁7冠に輝き、昨年名人を奪取された井山6冠が、再びリベンジ確定となった模様です。

何が凄いって、その去年の11月以来、また名人以外全てのタイトル(棋聖・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)を防衛してしまったということです。確か2014年にも一度6冠保持状態で7冠のチャンスがありましたが、その時は挑戦者になる一歩手前で敗れてしまい、その後4冠にまで後退してしまいました。それから再び全ての保持タイトルを防衛しつつ、逃したタイトルを取り返し、2年かけて7冠独占を達成したのが2016年の話です。その7冠在位は197日でしたが、そこから1年で再び取り返す位置についたということは、井山の強さはもう2、3年前とは比べ物にならないということですね。

タイトルホルダーは挑戦者と5局ないし7局戦って勝ち越せば防衛できるわけですが、落としたタイトルを再び拾うには、また挑戦者になるためのトーナメントやリーグを勝ち上がらないといけません。名人戦の場合は9人による総当りのリーグ戦であり、しかも一月に1局とかなので、全員と打つには8~9ヶ月もかかります。勝った勢いにのって・・・というのも難しい状況下、井山は何とここまで無傷の7連勝。本日の相手は暫定2位だったわけですが、井山に負けて4勝3敗となったため、最後の1局を残して挑戦権を得たわけです。この勢いで・・・と行きたい所ですけど(笑)もちろん残りの1局も来月打ちますし、挑戦手合いは8月末から最大11月までかかるので、ゆっくり1勝1勝を積み重ねていくしかありませんな。ただ、最短で10月に7冠返り咲きというニュースが聞けるかもしれないことは間違いないです。

将棋の羽生名人でも成し得なかった前人未到の7冠返り咲き・・・今度は地震など起きませんよう(笑)