まあ、確かに子どもはヒーロー物のまねをしますけどね。
正直言ってどうでもいい記事ですが(笑)はっきりいえるのは、アンパンマンがアンパンチを出すときはバイキンマンが悪いことをした時だけで、普段からバイキンマンを見かけるたびに殴っているわけではないということですな。普段からまねをしている子どもはこの理屈で何とかなるでしょう。じゃあ悪いことをしたら殴ってよいのかというと・・・うーん、きっと手もパンだから威力なんてほとんどないのでしょう(笑)
子どものこういった行動は「同一化」といって、模範となるヒーローの動きを真似ることで心理的安定を求めているのです。逆にいえば自己に対する自信のなさが背景にあったりするので、欲求を満たしてあげることで問題行動は減っていきます。自分が一番なら、何も自分より「下」のヒーローの真似をする必要はありませんからね。「アンパンチを真似て困る」のであれば、まず保護者は自らが「アンパンチ」を行使していないか省みる必要があるでしょう。そしてそれ自体が楽しみとなってしまう前に、別の楽しいことを一緒に見つけられるようにしてあげたいですな。