12歳で7大タイトルの本戦入りしてしまうとは・・・塔矢アキラを超えてますな(笑)
この棋聖戦Cリーグは昨年栗田アマがリーグ入りした棋戦であり、Cリーグではこの後今年のうちにスイス式で5戦を行います。彼は昨年3勝2敗で残留を決めていたようですね。この予選トーナメントは全棋士参加+アマ枠もアリという勝ち上がるのがとても大変な棋戦であり、リーグ入りした時点でベスト64、残留したら間違いなく現時点での日本囲碁界で50傑には数えられる実力であると言えるでしょう。ちなみに女流でいうと過去に3名がのべ5回リーグ入りしていますけど、リーグ残留は謝六段の1回しかいないそうです。まあスイス式では勝ち星が同じ相手と当たるので、3勝するのはかなり難しいみたいですね。今年は仲邑二段も含めて女性は3名もリーグ入りしているので、延べ回数が一気に8回になりました。かつてない躍進だといえるでしょう。
ちなみに仲邑二段と同期入段組の福岡航太朗初段も今回初リーグ入りしています。彼は院生時代に手合いで114連勝を記録し、史上8番目の年少入段記録をもつ逸材です。菫さんがいなければ最年少リーグ入りは彼だったのですけど、3日天下で終わってしまいましたな(笑)
若い世代が活躍するのはいいことですね。