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学校閉庁日

2018年01月05日 | 時事
<岐阜市教委>市立小中教員に夏休み16連休 日直なしで
市教委グッジョブ!!!
自分が教員になった年は2014年であり、丁度新学習指導要領の完全実施に伴う学校5日制が始まった年なので、土日は学校が休みの代わりに夏休みはほぼ勤務日となっていました。それより前はいわゆる「週休」と言って、土曜日に半日仕事をした分の振り替え休みを夏休みにまとめて取る形のようで、結構夏休みは自由に休めていたと言う話です。昔よくあった夏休みの登校日は、長期休暇中の先生の給料日だった名残らしいですからね(笑)まあ土曜日は授業なわけですから「朝三暮四」のようなもので変わらないと思われるかもしれませんが、「休みが増えて教員が暇になったと思われてはいけない」と、夏休みもほとんど毎日会議やら出張、研修会が組まれていましたから、暑い中スーツ出勤で普段より息苦しかったですし(笑)結局週休2日といっても土日のうちどちらかは仕事の残りを片付けるために学校に行っていましたから、タダ働きが増えただけの制度でした。しかもその後すぐ「ゆとり教育」の見直しが入り学習時間だけがまた戻ったため、平日の忙しさだけが倍増する始末。そりゃ病休や不祥事も増えるわ・・・いや増えちゃいけないですけど(笑)

教員の有休事情は、年に20日(初任は15日)、最大40日まで貯められる年次休暇というものがあります。つまり法律上は1年のうち20日までは休んでも良いのですけど、病気などでやむをえない時以外、平日にはほぼ使えません。夏休みは何だかんだと言って会議が午前中だけ、という日もありますから、午後から半日分を使用するとかを積み重ねて10日分くらい取ることは可能です。ちなみに夏季特別休暇4日は含みません。ただし日直やら出張などはこちらの都合に関係なく組み込まれますから、要領が悪いと連続して1週間休めるなんてことはほぼなくなってしまいます(笑)あと、自分は低学年が多いからか、何故かお盆の時期に日直の順番が回ってくることも多いのですよねorz・・・さらに中学だと部活もあるでしょうし、年休消費など夢のまた夢でしょう。

今回の話は学校の業務自体を完全に休む(閉庁)らしいですから、日直業務も置かないと言うことのようです。4日~19日ということはは、特休4日と年休6日を使用して丸10日間の勤務日に会議や研修会を入れないと言うことですね。緊急時対応は市教委がしてくれるようので管理職にも恩恵がありそうですな。市内の問題ですし、部活の大会等もその期間より前に組んでしまえば何とかなりそうです。これはもう、伝説の「週休」復活と見てよいでしょう。折角なのでどこか海外旅行でも計画するしかないな・・・
しかし、システム上は可能でも、実はそう簡単にはいかない事情もあります。まずは飼育や植物を育てている場合、夏の時期に毎日の餌やり、水やりは欠かせませんし、プール・庭木・芝生等の維持の問題もあります。2~3日ならまだしも、長期間校内巡視もしないでは安全面の心配も出てくるでしょう。この最後の3連休も1日は仕事に行くつもりですし、何だかんだいって休日出勤している自分しか想像できないのですが(笑)
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