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禁止薬物混入事件

2018年01月10日 | 時事
ライバル選手に禁止薬物=日本連盟、除名提案へ―カヌー
これはひどい・・・一歩間違えたら毒殺も可能だったということでは?

スポーツをやっていればやはり「コイツには敵わない」と思う人も出てくるでしょう。しかしいくらライバルを蹴落としたいからといっても、ルール違反をしてまで勝つことには何の価値も生み出しません。
・・・と正論を述べてみても、やはり五輪の代表選手になり、それなりの成果を遂げた選手は一種のステータスになりますから、報奨金だけでなく、執筆活動や講演活動もできますし、芸能界入りやスポーツジムを作って後身を育てるにも有利に働くでしょう。そうした欲に目が眩み、どうしても代表選手になりたい気持ちだけが先走ってしまったのは、明かな心の弱さですな。

禁止薬物を入れられた方はたまったものではありません。飲んでしまった以上、自分の尿から出たことには違いないので、どんなに陰謀説を唱えてもまず信じてもらえないでしょうし、かなり不利な立場から無実を証明しなければいけません。まあ報道を聞いている限り非常に誠実な好人物のようなので、幸い信じてもらえ調査が進み、おそらく怪しい行動をつかまれていた犯人を自供に追い込めたということでしょうか。その以前にも何度か物がなくなったりしており、内部犯でしかありえないという条件も重なっていた模様ですしね。しかしまさかわざわざ海外で購入してまで薬物を入れているとは・・・盗難の段階で気づかれていればまた違った対応もあったかもしれませんが、おそらくこの負の成功体験と、それでも成果を出す後輩選手への妬みが爆発してしまったのでしょうか。それにしても選手生命どころかその後の人生も全てダメにしてまですることだったのか・・・猛省が必要ですな。

学校でも、ちょっと荒れた所ではもう中学年くらいになるとイジメが陰湿になり、物隠し、靴隠しが横行したりします。困ったことにこの類のイタズラは犯人の自首あるいはグループ内の告げ口などからしか犯人がつかみにくいという性質があり、被害者が困っているところを見て陰で楽しむという成功体験を糧に、再び繰り返してしまう傾向にあります。学校は警察ではありませんから、指紋を採取したり監視カメラを設置したりしてまで犯人探しはできません。が、子どもの頃はそれで有耶無耶になったとしても、大人になれば普通に窃盗罪であり、お茶に薬物であれば傷害罪ですから、警察も動きますし、もう取り返しがつきません。こうした罪の怖いところはバレなかったら何度でもやってしまうことであり、繰り返していれば流石にいずれバレます。人間、どこかでブレーキをかけるしかないわけで、子どもの時点で先生からの説教をくらい、身にしみておかなければいけない内容の1つなのでしょう。

逆に今後ドーピングに引っかかり、「私も嵌められた」と言ってくる人が増える展開だけは勘弁ですな。
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