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パス回し

2014年06月27日 | 時事
超危険! あなたも“パスワード”使い回してませんか?
確かに全て変えたほうが万全でしょうけど、中々難しいですね。

昔はパスワードも4桁とか6桁の世界だったので、単純に電話番号や誕生日などを組み合わせていた人も多かったわけですが、暗証番号と同じだったりと、色々危険性が指摘されていました。それでも覚えられなくて何かに書き写しそのメモを落としたりとか、様々な方法で流出の危険はあったわけです。例えば11桁の無作為の文字列だったら、中々覚えていられる人は少なく、余計にメモ紛失の危険も高まります。
最近はパスワードも長くないとダメという場合が多くなり、適当な英単語やローマ字の組み合わせだったり、いくつかあったパスワードをそのまま合体させて使ったりすることが多いように思います。侵入されにくいことと、覚えにくいことは正の相関関係にありますから、とりあえずがんばった1つの長いパスワードがあれば、比較それを使いまわして使う人は多いのではないでしょうか。そうなると、どこかで流出したパスワードが別の所で被害を拡大させてしまうわけです。例えば某所で流出し、そこのパスワードは変えても、別の所で使っている方までパスワードまで変えないといけないということまで頭が回りませんからね。特に個人名を使っている人や、ネット上で有名になってしまった人は狙われる危険が大変高くなってしまいます。

海外の企業や政府では、乱数を使ってパスワードを解読されにくい工夫をしているのだとか。例えば円周率の123桁目から11桁とか、200個目の双子の素数の和とか、それにアルファベットを対応させたり、パスワード自体を覚えていなくてもその導き方さえ覚えていれば良いという考え方です。そういう方法であれば、いくつか違うパターンでパスワードを作り管理することもできなくはないでしょう。IDとパスワードさえ打てばどんなパソコンでも自身の個人情報を扱える大変便利な社会である反面、やはり自分の情報は自分で守るという意識も高めていかなければなりませんね。


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