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ダークカイト

2015年03月18日 | 時事
今回の相棒のラストは、まさかのカイト君逮捕エンドでした。

相棒は7の頃から見ていて、一応プレシーズンから映画まで全て網羅できていますが、基本的には一話完結であり、どの話から見ても分かる所が良い所で、視聴率も常に20%近くをキープしている優良物件のようです。その成果もあって今期はもう13作目となり、ある意味でかなりマンネリ化が進んでいましたから、スタッフも色々変化をつけていくことを公言していました。まあ彼女の妊娠や悪女の参入(笑)などのことを差していると思っていましたけど、事前情報にあった3人目の相棒の卒業を、まさかこんな形にもってくるとは・・・驚きはもちろんですが、これ次回作から大丈夫ですかね?上司の監督責任として杉下が無期停職って、公務員でソレは普通依願退職モノだと思うのですが・・・停職幸いとイギリスに逃げてる場合じゃないですぞ!

カイト君は11からの相棒で、出だしから喧嘩っ早い所はありましたし、亀山君のような熱血タイプという印象はありました。あと、よくネットの情報は気にしていたようですね。杉下をスマホに変えさせたくらいですから(笑)その辺を複線と言えばそうなのかもしれませんけど、この3年、いわゆるキラのような義賊的思想をもっていたこと、また幕間でそれらしき複線行動がこれまでにあったかどうかは確認できませんでした。まあ、もし何かあればその時点で右京さんに看破されてしまったことでしょう。話に出てくる情報が全てムダヅモなしの徹底した1話完結を貫く余り、作品あるいはシーズン全体を通した謎を構築する技術が、相棒スタッフには圧倒的に不足していると思います。毎回脚本家が違うので仕方がないのかもしれないですけど、せめて今シーズンからでも「ダークナイト」という単語を新聞等どこかに散りばめておくとか、今回初出の親友や妹ぐらい過去にエピソードつきで挟み込んでおくとかするべきだったのではないでしょうかね。冒頭唐突に犯人顔で登場し、2時間ずっと臭いをプンプンさせて、最後に申し訳程度のミスリードを入れつつ、やっぱり犯人でしたと言うオチはあんまりだと思います。まあ、成宮君はアンフェア・ザ・ムービーの時も革命同志のテロリストとして出ていましたし、役柄としてはそういう感じが向いているのかもしれません。今までのメイン所の卒業エピソードとしては、転職(亀山)、出世(神戸)、殉職(小野田)、失踪?(たまき)、勇退(三浦)と来ましたから、逮捕と言うのは新しいパターンであったとも言えるでしょう。映画で補完というような感じでもなく、ともすれば何のフォローもなく「これにて完結」とも受け取れる内容であり、直後の報道ステーションで古館キャスターに「相棒、見覚えがありました。」と、思わず不祥事をバラさせてしまうほどでした(笑)あわてて「見応えが」と言い直していましたが、トイレで犯行自供をマイクに拾われた社長然り、人間動揺した時ほどつい本音が出てしまうものですしね。

・・・で、報道ステーションの誰がダークアサヒなの?

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