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携帯持ち込み禁止

2015年09月15日 | 時事
携帯の持ち込み小中校全面禁止 福岡県川崎町が決定
市町村単位で決定するのは良いアイデアですね。

基本的にどこの学校でも携帯持ち込み原則禁止になっていると思いますが、例えば低学年で下校後に家で一人になってしまうために持たせたいという保護者もいて、例外的に朝来たら職員室に届け、帰りに返すという形で許容している場合もあります。実数は伏せますが今の学校では原則禁止で浸透しており、職員室へはこっそり行くようにしていますし、それほど多くはありません。しかし、もしもこういう措置を取っているということが分かると「うちもうちも」となってしまい、爆発的に増えてしまうのは目に見えています。今の保護者ネットワークはLINEの普及によって以前とは比べ物にならないほど密になっていますからね(笑)まあ、記事のように100人以上となると管理もろくにできないでしょう。下手するとどこかの塾の合宿のようなことも起こりかねません。取り違えるトラブルも頻発するでしょうし、そもそも子どもなので、よく忘れて帰って後で取りに来させるとかいう対処も大変です。内緒だとか言いながら見せびらかす子もいるでしょうし、高価なものだと知らずに持っている状況は逆にトラブルに巻き込まれる恐れの方が強いとさえ思います。自分などは、登下校中が心配というのは突き詰めるとどの子も同じ条件ですし、わざわざ毎日GPSで子どもの下校路を監視する親もいないでしょうから、どうせ自宅にいる時にしか使えないのなら初めから持って来させず家に携帯を置いておけば紛失やリスクもなく良いと思うわけですが、まあ色々な事情があるのでしょう。

こういう取り決めを学校単位で行っていても、結局は何だかんだとごねて自らの要求を例外的に通そうとする保護者が後を絶たなくなってしまいます。それならいっそ、市町村単位で決めて広報などでも連絡しておけば、抜け駆けは一層厳しくなるでしょう。確かに最近色々と物騒な事件がありますが、中学生にもなって子どもが一人で心配というのは過保護以外の何物でもないと思います。今や携帯は通信防犯ツールだけではなくゲームやカンニングツールでもあるわけですから、学校教育には明らかに害しかありません。どうしても防犯目的で持たせたいのならそういう余計な機能のないガラケー限定にするなど、ルールを明確にしておくべきですな。

携帯会社も、あれもこれもできる機種ばかりでなく、こうした用途に合わせた開発を進めて欲しいものです。

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