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亡命の難しさ

2018年04月26日 | 時事
脱北者を待ち受ける韓国での新たな抑圧と偏見の壁
これは日本の在日問題とも重なりますね・・・

日本は島国なのでヨソモノは特に目立ちますが、朝鮮半島の南に位置する韓国もまた、北朝鮮という壁に隔てられた島国であるという見方もできるでしょう。そういう国々ではどうしても似通った人が多く、異質、あるいは変化をもたらす人物に対しては非常に排他的になりがちなので、自分勝手な理屈をつくり、外から来た人を排除しようとしてしまうわけです。北朝鮮に拉致され、帰国した蓮池さんも、日本に戻った後は「税金暮らし」などと日本人から罵りを受けたそうです。同じ民族で、しかも本人に何の落ち度もない状況で「外」から来たとしても、悲しいことにそうした排除の原理は生まれてしまうものなのですね。北と南の文化・経済レベルを比べれば間違いなく韓国の方が上でしょうけど、亡命者にとっては悪意と偏見に満ちた裕福な暮らしより、貧しく不自由でも平穏な暮らしの方が良かった、こんなはずでは・・・という思いもあるのかもしれません。

学校という狭い世界の中でもこの現象は起こります。自分も子どもの頃は転校を何度かしましたが、やはり「転校生の癖に生意気だ」という謗りを何度か受けたものです。まあ校歌も覚え、次の転校生が来る頃には自分も同じようなことを言っていたわけですが(笑)異質を認め仲間はずれやいじめを行う構図というものは、他の群れを作る動物の間でも起こるらしく、非常に原始的本能的な行為なのです。しかし我々人間は文化的理性的に進化した生物であるという誇りをもち、そうした異質を理由に差別をしないよう努めなければいけませんね。

明日は南北会談、果たしてどうなるのでしょう?

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